2025-01-01から1年間の記事一覧
数日前、都議会議員選挙の真っ最中に自民党ポスターの掲示をやめてしまった会社のことを書きました。 blog.dbmschool.net 自民党が大敗した都議選は、6月22日でした。 そして翌々日の24日に、7月20日を参院選の投開票日とする閣議決定がなされています。 ”ポ…
国の歳出予算で無駄遣いする手法のひとつであると私が疑っている「5ヵ年計画方式」 これを昨日の記事で書きました。 blog.dbmschool.net その日の夜に、まさにその「5か年計画」に対してモノ申す動画を見たので、せっかくなので紹介しておきましょう。 ハイ…
ネットの中の意見で 「政府支出で無駄遣いが多い理由は、何次にもわたる下請けプロセスのなかで、中抜きに関与したすべての企業が、その一部を自民党に政治献金するスキームが出来ているので、その支出を止めるような見直しを政府自民党は絶対にしないのだ。…
近所にある少し大きめの工務店 ずっと壁に貼り続けていた自民党のポスターが、しばらく前から貼られなくなりました。おかげで街の景観が格段に良くなりました。 特に大嫌いな議員のポスターが貼られていた時期はわざわざルートを変え、その会社の前を通る道…
「官庁の予算執行実務現場では、とにかく『使うこと』に四苦八苦している」 官僚の過重労働に関する報道で毎回取り上げられるのは「キャリア官僚」 私に言わせれば「使い切れない予算をさらにさらに得ようとする側」の人間。 一顧だにされないノンキャリアの…
A:「無駄な事業をやめて行政をスリム化すれば【財源】 は作れるんじゃないですか?」 B:「じゃあ聞くけどさ『行政のスリム化』って具体的にどういうこと? まずそれを説明して!」 日常的な会話の中で唐突にこの返しをされたA君は、内容以前に、その叩…
なぜ会計検査院は、官庁の「要求予算」と「実際の予算執行」の内容を突き合わせないの? 前回記事で、私が国家公務員時代に強く思っていた疑問を挙げました。 blog.dbmschool.net これは、公務員の計画性と責任性を追究する問いではないかと思っています。 ”…
「2位じゃダメなんですか?」 このセリフ、十数年前に話題をさらいましたね。 「ドリル優子」ほどのインパクトには欠けるかもしれませんが、これも充分、”時を越えるフレーズ” です。 期待外れの「事業仕分け」 民主党政権の誕生を危ぶんでも「事業仕分け」…
漫画『デスノート』の主人公・夜神月は宿敵のLが居なくなって以降、いわば ”抑えが利かなくなったように” 狂気の様相を呈していきます。 そして終盤はかなりキモい奴に成り下がる。 映画版だとそんな ”ライトの狂気” が気持ち悪く描かれた印象を受けなかっ…
予算を執行している現場が完全にオーバーフローしているのに、目の色を変えてさらなる増額要求をする上級官僚。 blog.dbmschool.net 食べたものがまともに消化されないほど弱った消化器である自身の身体には目もくれず「もっと食わせろ、あれもこれも食わせ…
「もっと予算を。今よりももっと!」となぜか渇望するエリート官僚。 blog.dbmschool.net しかしその役所内の実態といえば、膨れ上がる委託事業や請負事業という「相手のある仕事」を完結させるために、下々の者どもはひたすら疲弊している。 取りすぎている…
ちょっとボヤいてみましょう。 話題沸騰の【財源】に関する私の考えです。 営利企業での売上や利益は、企業の成績にあたる「業績」を利害関係者に示さなければならないため、常に前期比で引き上げていこうとする姿勢はわかります。 ビジネスモデル的に無理ゲ…
「間温め(まぬくめ)」 この不思議な言葉の響き。 捉えられるようで捉えきれない、イメージ化が及ばない深みを感じます。 『竜馬がゆく』ではじめて見た言葉なのですが、単なる「暖房」とは一味違う気がするのです。 竜馬がゆく(六) (文春文庫) 単純に「…
数年前、母のために購入した ”杖” 記録で確認すると2022年10月のことでした。 「りんごすとあ」という、日用品や介護品などを取り扱っているショップで見つけました。 年齢の割には足取りも軽く、調子よくスッスッと歩いていたのに、神経痛でそうもいかなく…
自分の注意が上下や左右に散らされたところに、真ん中へズドンと撃ち込まれる一発。 この一撃の破壊力は凄い。 ということが言いたくて書いた、長い長い前置きが前回記事です。 blog.dbmschool.net ではいよいよ、私が「司馬さんの技術」と勝手に思っている…
司馬さんの小説で、登場人物の「キャラを立てる」ときに使われる数々の文章テクニック。 職場でのビジネスコミュニケーション文章に置き換えてあやかりたい。 前回までの記事で、そんなことを書いてきました。 blog.dbmschool.net 黒田官兵衛の生涯を描いた…
最近、司馬さん関係の記事をずいぶん書いているのですが、きっかけはこちらです。 blog.dbmschool.net 白蔵盈太さんが指摘した「歴史資料が少ない時代のほうが、司馬さんの『キャラ立て』の力が発揮され、その中でも『項羽と劉邦』は特に面白い」という絶賛…
黒田官兵衛と織田信長が初めて顔合わせした時のキーパーソンだった羽柴秀吉。 二つの小説でこのシーンを描いた司馬さんは、それぞれの作品で秀吉をどう書き分けたか? 前回、そんなテーマで記事を書きました。 blog.dbmschool.net ですが、『新史 太閤記』の…
「複数の小説で、同じできごとが描かれる」という読書体験は、完全なフィクション作品では稀だと思いますが、歴史物では多々あります。 この場合、新たな史実上の異説でも出てこないかぎり、どの小説でも大筋は同じになることが予想されます。 もちろん作家…
基本ノンポリなので長くなるとまとまらなくなるため、サラッと行きましょう。 本日見たニュース記事 「自民・松山参院幹事長 ガソリン暫定税率の早期廃止を主張 「国民生活は非常に厳しい」 産経新聞 news.yahoo.co.jp 案の定ネットの意見は「今さら感」とか…
ひさかたぶりに『播磨灘物語』を読み返しています。 黒田官兵衛が主人公の、全4巻の文庫本です。 新装版 播磨灘物語(2) (講談社文庫 し 1-27) 官兵衛がはじめて織田信長に謁見するシーンが読みたかったので、とりあえず第1巻は飛ばして2巻目を手掛けました。…
今年も出てきたトリビュートブレンド 毎回楽しみにしている豆です。 しかし、出てきてさっそく残りが少なくなっているようです。 このところ、スタバの「季節のおすすめコーヒー」は早々に店舗から姿を消してしまうようです。 入ってくる数が少ないのでしょ…
楽天ビックの来店予約によるポイント付与について、以前記事を書いて以来、相変わらずきっちりとした答えがないまま自己流で続けていました。 blog.dbmschool.net 正直言って、自分が採っている方法が正解なのかどうかはイマイチわからないままでした。 情報…
このシリーズで「本当の ”番外編” 」と題した記事といえば、美味しんぼ第30巻の「大食い自慢」の話に派生したとき以来です。 blog.dbmschool.net 『蘇る金狼』の話にふれないまま終わる記事特有のタイトルですが、今回も別作品の話に全振りするので同様のネ…
さて、思い返せば昨年4月末でした。 朝倉哲也のことを書いたのは・・ blog.dbmschool.net 日向坂46を卒業したにぶちゃんが指摘されていた ”ダサいカバン” に見立てた、昭和41年当時はお洒落であったハンドバッグを、現在では死語と言っても過言ではない ”便…
司馬遼太郎さんが『項羽と劉邦』で、主要な登場人物のキャラクターをどうやって「立てている」のか? 『項羽と劉邦』を絶賛する白蔵盈太さんが主張する、資料が少ない古代を舞台にした時にひときわ輝く司馬さんの「キャラを立てる」腕前。 blog.dbmschool.ne…
待ちに待った出番だというのに、いざ舞台に出たら不遇な姿を長々と描写されたあげく、しまいにはすっかり無視されてしまった陳平。 blog.dbmschool.net しかしこの一連の流れこそが「司馬さんのキャラの立て方」を地で行くテクニックであったように思われま…
本題に入る前に、いちおう、『項羽と劉邦』の深堀り記事を連作している事情について書き留めておきます。 (余談)なんでこんな記事を書いているのか? 項羽の絶対的参謀【范増(はんぞう)】 乱暴者さえも一目置く智謀キャラ 名コンビ「項羽と范増」 陳平を…
前回記事の続きです。 司馬さんが陳平にツンデレしているという話ですが、ツンデレのお約束どおり、まずは「ツン」に徹している・・ blog.dbmschool.net では、陳平が初登場したくだりを、司馬さんがどう仕上げているかを見てみます。 『陳平の毒』の章は、…
司馬遼太郎さんは『項羽と劉邦』で、張良と同質の特長を持つ陳平を、どうやって差別化して表現したのか? 前回の陳平に関する記事で、この点を重視しました。 blog.dbmschool.net 秀吉を支えた高名な軍師、竹中半兵衛と黒田官兵衛の活躍を、古代中国の張良・…