Ⓑビジネス現場に積もる感情-長時間労働
公務員の長時間労働が問題になっているニュース記事のほとんどが「国会対応するキャリア官僚」のことを取り上げているのを見ると、複雑な気持ちになる元ノンキャリア官僚の私。 私自身は直接国会対応する部署に居なかったけれど、ノンキャリの中にも国会のお…
国家公務員の12月賞与が”若干”下がったことがニュース記事になっているようです。 president.jp この話題は不景気になるとクローズアップされます。 好景気に、民間給与の上昇から置いて行かれることはニュースになりませんが、不景気に一定水準を保つこと…
財務省(当時の大蔵省)が夜行性なので、各省の対応部署も夜中がピークの稼働となり、彼らの命令を受ける各局の会計担当は、日中がピークの他部署への対応もあるため24時間勤務になることを書きました。 (↓↓↓ 財務省でも下っ端は庶民派。消費税大好きな財…
財務省(当時は「大蔵省」)は夜行性だ。 環境省(当時は「環境庁」)でその窓口になる官房会計課の中でも、特に予算係はそれが主務なので、昼夜が逆転する。 ピークは夜中で、昼間に見る予算係周辺の空気は、どこか気だるい感じがする。 会計課の他の係は当…
終電まであとわずか。 真っ直ぐ駅に向かえば間に合う時間に執務室を出た。 「職場を出る技術」は業務スキルを上回る 「終電」という言葉は、お守りに似ている。 【帰宅祈願】というお守りを神社で売っていたら、中にはきっと「終電だから」と書かれたお札が…
<霞が関勤務だった頃の、いつもの光景> 夜11時ごろ、オフィスは昼間より人口密度が下がるとはいえ、5割から6割程度の常連が残っている。 終電にはまだ時間があるので、急いだ雰囲気は出さぬまま、引き出しの中のカバンを引っ張り出して帰ろうとする私。 視…
経理責任者からの、内密の呼び出し 数字のごまかしは難しい かつて会計事務所に所属していたころ、私はクライアント企業に常駐して事務をしていました。 有名企業の子会社だったそのクライアントは、業界紙のインタビューなどで羽振りの良さを吹聴していまし…