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『働き方改革』を抽象論で語るな!末端の現場に押し付けるな!

自信があれば部下を叱れるのか?

人間は感情の生き物。 『上司』という立場になれば感情から解放される、なんてことはない。 マニュアルに書いてあることなら、読めばわかる。 しかし 「どんな気持ちで『書いてあること』をすればいいのだ?」 手法だけ書いてあるマニュアルさえあればよいの…

部下の揉め事は砂かぶり席で見る

自分の部下同士が揉めているのを目にしたとき、上司のあなたはどのように捉え、接していくか? 例として5パターンを挙げ、Ⅰ~Ⅲまでを『その場で反応するもの』、ⅣとⅤを『後で関わるもの』と分類しました。 Ⅰ:「どうした?」と、自席から部下たちが揉めてい…

目の前で起きた部下どうしの揉め事をスルーしてしまった「叱れない上司」

前回、部下同士の間で発生中の揉め事を見て、上司であるあなたが状況を把握するための5つの行動パターンを併記し、その場で部下たちに働きかける3形態(即時性)について特徴を並べてみました。 blog.dbmschool.net Ⅰ:「どうした?」と、自席から部下たち…

叱れない上司が部下たちの揉め事を目にした時の反応

【前回記事で設定した状況】 あなたの席から少し離れた場所で、なにやら意見の衝突を起こしているチームメンバーたち。 上司のあなたは、その現象にどう向き合うべきか? ここで求められるのは「問題の解決」や「事態の収拾」のはず。 アサーショントレーニ…

『質問』は「知りたい」という気持ちの自己表現

前の記事で、職場で実施されるアサーション(自己表現)トレーニングの基本的な考えは「スキルアップ」であって、あなたの性格を直して悩みから解放する目的じゃないから、自分に適さない場合は拒否も辞さないことも一つの手だといったことを述べました。 bl…

叱れない上司に「アサーション」を説く前に確認したいこと

さて、前の記事でアンガ―マネジメントについてふれ、そこで施されるのは「怒りを爆発させがちな人向け」のプログラムだと言いました。 blog.dbmschool.net これでは、内省的で、普段から気持ちが内向するあなたにとっては 『毒より大量の解毒薬を飲まされる…

「気にしなきゃいいじゃない」と言われると自分が責められてるように感じてしまう人

前の記事で、パワハラ防止法に伴う企業の関心のひとつとしてアンガーマネジメントがあるということにふれ、同時に「叱れない上司」に関して言えば、一様に実施することは適切ではないと書きました。 blog.dbmschool.net 会社はあなたの性格に合わせて仕事を…

部下を叱れるのは「能力」?それとも「性格」?

上司などの「上位の人」に言いたいことが言えない鬱屈を抱える人にスポットを当てたコンテンツが多い中、あえて部下など『下位の身内』に言いたいことが言えない人にフォーカスして記事を書いています。 会社で能力は伸ばせるが、性格は直せない 志望動機は…

怖がっていることが部下にばれるのが怖い心理

業務のスキルと人間関係スキルは別のもの・・ 経験やスキルを認められてポジションアップした時の「部下との人間関係」で、初めて経験する”上の立場”に戸惑う人や、初めてではないが苦手な人が多く、ここで躓くケースが多いというテーマで記事を書いています…

部下を怖がる中間管理職に対しては「教育」か?「ケア」か?

前の記事で「部下を叱れないことに悩む中間管理職」を抱えた、さらにその上の上司にまで話が及んでしまいましたが、一旦元に戻します。 もう少しじっくり「はからずも上司になってしまった人」にスポットを当てて、悩んでしまう心情を丁寧に見ていきたいので…

部下から奪ってはいけないマイナス思考

論理療法は有効なセラピーで、合理的手法であるがゆえにオフィスでの指導に適するかと思いきや、職場自体が非合理的なビリーフ(思い込み)に満ちたものである場合、適用するととんでもないことになる可能性もあるという話をしました。 blog.dbmschool.net …

叱れずに悩む人を量産する職場とは

職場においていがみ合う上司と部下の話を発端に『上手く叱れない先輩・上司』にスポットを当て、“職場での論理療法”の話をしてきました。 blog.dbmschool.net 職場での論理療法 『自分にOKを出せない人』が人の上に立った場合 「出世したくない」が『逃げ…

職場に適用する論理療法はどんな感じだろう?

論理療法(ラショナルセラピー) 「ラショナル」とは「合理的な」という意味です。 論理療法では、悩んでいる相談者が抱いている不合理なビリーフ(信念や思い込み)にアプローチします。 不合理な共感より、合理的な問い質し 論理療法では、自分に不利なビ…

自分で自分を叱りすぎて、部下(後輩)を叱れない過ち

職場のコミュニケーションミスで、上司と部下がいがみ合う話を発端に「部下(後輩)を叱れない上司(先輩)」という話を2回にわたって書いてきました。 blog.dbmschool.net blog.dbmschool.net 実のところ「部下や後輩を叱れない」というのは、対人関係以前…

上手く叱れないことに罪悪感を持つ前に、考えて欲しいこと

部下や後輩の仕事ぶりが原因で幹部に叱責されたのだが、問題を引き起こした部下や後輩を上手く注意できない。 そんなふうに悩んでしまう方は、結構多いのではないでしょうか 前回の記事は長いのでかいつまんで言うと、実務レベルが高く、密かに上司を見下し…

上司・部下のコミュニケーション不全に、部下の業務スキルが掛け合わさった悪例

私のPCの古いフォルダに、2013年に保存したテキストファイルが入っていました。 「education's」とタイトルを振ってあり、人材の育成と成長に関する雑多な書き込みがあります。 その中に、ネットで見つけたブログからの転記がありました。 内容が素晴らし…

「正しい報告」を受け入れた上司

海軍の杜撰な情報管理によって「大戦果」と誤報された内実を知る陸軍の情報参謀が、すっかり誤報を信じて戦勝に湧くマニラの方面軍本部に行き、「イエスかノーか」の強圧的外交で知られる山下奉文(やましたともゆき)司令官に「不都合な真実」を告げます。 …

正しいことを上司に報告するときの心境やいかに?

前回記事で、田布施町の内部告発でのパワハラ疑惑から派生して、保阪正康さんの『太平洋戦争の失敗・10のポイント 』で紹介されたエピソードで、「正しいことをした情報参謀」の立つ瀬が無くなったことを書きました。 blog.dbmschool.net // リンク 太平洋戦…

正しい報告が無視される

前回記事で、田布施町職員がパワハラを受けている疑惑があるニュースを取り上げました。 blog.dbmschool.net 実はこの事件(?)を見たときに、ある本を思い出しました。 // リンク この本の中の「第九章 誰も責任を取らない戦争指導」に、似た印象の話があ…

正しいことをして孤立無援になる

固定資産税の徴収ミスを内部告発した職員に対するパワハラ疑惑が起きている話が目を引きます。 山口県田布施町で税務課勤務だった頃、30年以上にわたって誤徴収しているミスを上司に報告したが、その後の動きが無いため町議に告発したことが理由とされてい…

長時間残業が慢性化している事務所での、午前0時前後あるある<後編>

財務省(当時の大蔵省)が夜行性なので、各省の対応部署も夜中がピークの稼働となり、彼らの命令を受ける各局の会計担当は、日中がピークの他部署への対応もあるため24時間勤務になることを書きました。 (↓↓↓ 財務省でも下っ端は庶民派。消費税大好きな財…

長時間残業が慢性化している事務所での、午前0時前後あるある<前編>

財務省(当時は「大蔵省」)は夜行性だ。 環境省(当時は「環境庁」)でその窓口になる官房会計課の中でも、特に予算係はそれが主務なので、昼夜が逆転する。 ピークは夜中で、昼間に見る予算係周辺の空気は、どこか気だるい感じがする。 会計課の他の係は当…

長時間残業が慢性化している事務所での、終電間際あるある

終電まであとわずか。 真っ直ぐ駅に向かえば間に合う時間に執務室を出た。 「職場を出る技術」は業務スキルを上回る 「終電」という言葉は、お守りに似ている。 【帰宅祈願】というお守りを神社で売っていたら、中にはきっと「終電だから」と書かれたお札が…

長時間残業が慢性化している事務所あるある

<霞が関勤務だった頃の、いつもの光景> 夜11時ごろ、オフィスは昼間より人口密度が下がるとはいえ、5割から6割程度の常連が残っている。 終電にはまだ時間があるので、急いだ雰囲気は出さぬまま、引き出しの中のカバンを引っ張り出して帰ろうとする私。 視…

無理のある使い切り予算は、事務担当者を疲弊させ、費用対効果を下げる

もしも100万円を渡されて 「1カ月でこれを使い切れ。もし使い切れなかったら、その分は来月渡す予定の100万円から差し引く」 そんなことを言われ 「ああそう。ま、その時は減額されてもしょうがない」 そんなクールな態度が取れる人がどのくらいいるでしょう…

経験で実感した「国のおカネ」の使い方とその効果

私が環境省の地方の出先機関にいた時のことですが、1年目に扱った予算額は大体1億円です。 2年目は倍増して約2億円。 その多くは使途が完全に決まり、それ以外も基本的な使い方の規定はあるのですが、それでも数千万~1億近くは、自分たちで使い道や使い方…