ブログで表記されている「132軒目」と、私が抽出した「133軒」のお店。
ここを一致させたい。
ここでまずすべきは、先ほどの抽出条件に「住所」を加えて出力させること。
そして住所でソートをかける。
同一住所で別の店舗名になっている箇所を探します。
上からざっと見ていくと「宮崎県宮崎市阿波岐原町前浜4276」は、もし宮崎を訪問したときの拠点として狙い目だなということがわかります。
近接地に「ダブル」「花菜」「風媒花」と3件もかたまって存在するので、後でこのお店の記事を個別に見てみようと気を散らしながら下方へ目を移します。
さらに「宮崎県宮崎市橘通東」に並ぶ「BRASSERIE・LE・COMPTOIR(ブラッセリー・ル・コントワール)」「大人の隠れ家 POLLO(ぽっろ)」「キッチン ヒロ ニー」を見て、ここの3丁目もかなりそそられると思いつつ、さらに下がる。
問題のデータは早くも32、33レコード目に登場しました。
住所は「宮崎県宮崎市恒久900-1」。
全く同じ番地に2件の店舗「焼肉 永野牧場」と「焼肉なんざん」があります。
内容からするとお店の名が変わった可能性が高いですが、この時点ではそういった予断をせず、次の行程に進みます。
この少し下の47、48レコードにも同じ番地に別店名があります。
「宮崎県宮崎市新別府町雀田1185」に存在する「チャーハン専門店 焱(えん)」と「三楠(さんくす)うどん」です。
同一住所はこれだけでした。
上から下まで見ても132レコードと少ないので、楽しみながら目で探しましたが、Accessクエリの機能には「重複クエリ」というものもあるので、これで割り出すことも可能です(ハイフンの使い方など、住所記述のしかたが同じならですが)。
まあとにかく明らかになった同一住所ですので、これを抽出条件にして、これらの記事がいつ、第何回で書かれたかを探します。
4店(おそらく3店)は、それぞれ1回ずつ紹介されていますので、36、92回の組み合わせと、135、139の組み合わせをそれぞれ確認します。
店舗名が変わっているなら、記事のどこかにそれが記してある可能性が高いと推測し、それぞれ新しい方の掲載分から見ていきます。
第92回「焼肉 永野牧場」の記事を見ると、さっそく見つけました。
第36回「焼肉なんざん」も見ました。
こちらの記事にはしっかりと
※過去記事にもしっかりと註釈が書いてある。
ちなみに、もう一組の同一住所は別のお店でしたので、間違いなく12月31日現在までに紹介されたお店は132軒。
「なんざん」と「永野牧場」を別店舗と認識した私のデータとピッタリ合致しました。
更に気になったので、他の記事で訂正や補足が書かれている部分探したところ、当初掲載後に追記したと思しき、営業時間に関する新情報などの箇所がありました。
このへんにもこだわりを感じます。
「どうせ個人ブログなんだから、多少情報が古くなってたっていいじゃない」と考え、メンテをしないという考えもOKですが、そのブログ人気が高まって頼りにされるようになれば、少し考慮しなくてはならないでしょう(読者が教えてくれるようにもなるでしょうが)。
いずれにせよ、こういう細かな配慮にはデータ管理能力の高さが必須であり、私はこういうブログがとてもお気に入りです。