「手相を読み解くことは、企業のリレーショナルデータベースを読むことに似ている」
戦略的パワーユーザー(Strategic Power User)を探求する私は、このわかりづらい概念を広く紹介するために、一般的な論述文章を用いて「整理された理論」を訴えるだけでなく、現場で実践するときの思考過程までを赤裸々に表現しようと小説を書いたものの、やはり文章化するうえでの障壁は避けがたい。
まあ、そう思ったからこそセミナーを企画したわけですが、何せこの世に存在しないのと同じレベルのドメイン「dbmschool.net」の持ち主にすぎない私です。
ワケのわからん奴が、「戦略的パワーユーザー」などと、ワケの分からぬ変な造語を冠したコンセプトの話を聞くために、わざわざ足を運んでまで参加してくれるような人はいません。
「ならば」
と次に私が考えたのが…
これを見てください(右端赤枠に注目)。
わかる方は「ああこれか」とすぐにうなずくでしょう。
そして、あまりの数字のひどさに噴き出すかもしれません。
そう。これはYOUTUBEの動画です。
小説の手相鑑定シーンを、WEBページに文字で書くことに無理があるなら、「どうやってこの結論に至ったか?」の解説を動画でやってみようと考えました。
ちなみに私は典型的な「機械嫌い」です。
PC設定の類は超苦手。スマホは持ち歩かず、ほったらかしでしょっちゅうバッテリ切れを起こすほどのオールドエコノミー派なので、こういうことは別世界のことと思っていましたが、とうとう踏み込みました。
解説として話す分の原稿の文章は、3万文字を超えました(400字詰め原稿用紙だと、改行無しだとしても約80枚)。
その他解説用資料(私の場合マインドマップを多用します)も新しく作成しました。
原稿を読みながらマップのオブジェクトを操作するのが難しいため、原稿を読んだ動画を先に撮り、その音声を流しながら、音に合わせて画面操作した動画を撮り、それから編集するという手間のかかることを長々とやっておりました。
そんな苦労をよそに、結果はこのようなことになっております(笑笑笑…笑うしかありません)。
しかも、動画をアップロードしてから既に半年以上は経っているのにこの有様です。
「dbmschool.net」は、隠形の術もハイレベルにこなすテクニシャンであることが、これで証明できるでしょう。
ちなみに、「視聴回数0(ゼロ)」は無いのですが、これはワードプレスのプラグイン用に埋め込みコードが必要だったため、私自身がYOUTUBEサイト再生して取得したときの「1」です。
つまり、誰も見たことのない状態…
それ以外の数値も、大概は自分がブログから再生し、YOUTUBE側で再生し…と、チェックを繰り返した回数です。
動画は全部で16本上げているのですが、そのうち視聴回数ゼロと明確に判明しているものが7本。
にもかかわらず頑張って上げ続けた私も、この反応の無さには参ってしまい、さすがに16本目で力尽きました。
まあ、この動画で取り上げている事柄を知るには「手のひらのDB」を読まなければならず、その小説自体がほぼ読まれていない状況だから、無理のないことです。
セミナー開催のことを書いた記事で、あまりにも狭すぎるターゲットを箇条書きのように表現しましたが、この動画の視聴ターゲットもやはり極めて狭いものです。
結局、コンセプト「戦略的パワーユーザー」やドメイン「dbmschool.net」の知名度が、まるで軌道に乗る前の企業の資金繰りのごとく“必要なのに不足する苦しみ”を味わわせてくれます。
しかし、欠乏こそ己の中に眠る根源的な力を引き出すスイッチ。
サーチュイン遺伝子はきっと心の中にもある。
齢を取るにつれ活性化する脳づくりに最適な状況が、目の前に展開されている(突きつけられている)。
これは企業にも当てはまると、かつて自分でも書いたではないか。
ああ、ちなみにこの動画、グーグルさんでは一応認識してくれているようで、「四緑文鳥」で献策をすればちゃんと出てきます。
トップにYOUTUBEの動画チャンネルが表示されます。
このリンク先から、誰にも相手にされない動画チャンネルの寒い寒い再生回数を確認できます。
なお、グーグル検索で表示された「四緑文鳥-469buncho- - YouTube」というリンク先ではチャンネルが表示されるだけなので、サムネさえクリックしなければ動画を見ずに済みますのでご安心ください(もはや「逆に見せない」誘導ww)。