会社ごとに様々な事情があり、どうしてもテレワークができない所もあります。
私の勤め先でも「会社の外で業務をさせることに疑義がある」ということで、テレワークは無くなりました。
アウトソーサーは出社しなければならないことが確定的になったようです。
先週、私の勤め先の入っているビルで、とうとう感染者が出たとのことで、フロアは閑散として照明が落ちているところが多く、休日のような様相を呈しています。
私のところでも出勤制限が一層強くなります。
それはいいのですが、出社しないと何もできない状態で、結果だけを求められてしまうのは困る。
前にも書きましたが、私の従事している仕事には、「お客様のテレワーク環境整備のお手伝い」が含まれ、しばらく前からそれが圧倒的な主流になっています。
ボリュームが増え、かつ緊急度が増す。
だから全メンバーを出社させろなんてことは、もちろん言いませんが、出てこないと務まらない火急の業務である以上、もうちょっと自由度をくれないだろうかという気持ちはあります。
疑義があっても今は“緊急事態”なわけだし、平時のモノサシでは測れないわけで。
きっと、実態を本格的に理解したら便宜を図ってくれると思うけれど、私たちが従事する事業を誤解していて、これはプロジェクト開始前からただの一度も変わったためしがない。
都内でも日に日に増える感染者。
朝夕のピーク時には、混みすぎて必ず遅れが出る電車で通勤しているので、既に考え方は「感染を避ける」という当初のものとは切替わっています。
「自分はすでに感染している」ということにして、それ前提で「感染らないように気を付けるのではなく、感染さないように気を付けるべし」と。
今朝は家を出て最寄り駅へは向かわず、乗り換えに使うターミナル駅まで歩きました。
電車に乗ることを出来るだけ避け、席が空いていても隣り合う位置だったら座らない。
(ちなみに今日は普段よりちょっと遅く、朝6時半ごろの電車でしたが、それでも空いている席はほぼ無く、立っている人も割と多かった。一般的な出勤時間帯だとどのくらい混んでいるのだろう)
本日の出勤者は私一人のため、部屋には自分一人だからその意味で気は楽だが、仕事は山積み状態です。
メールは1日100件たまるので、朝一は分別作業に追われるのだが、なにせお客様窓口の業務なので、いつまでも読むことだけに集中してはいられない。
昨日に他の人がやった作業を引き継ぎ、抜けている点をリカバリーし完結させないと、新たな接客に差し障りがある。
電話が鳴って取った時点で、電話対応キャパは一杯になる。
「操作の仕方がわからないんだけど」感が強めなお客様が出ようものなら20分コース確定で、その間に鳴った電話はほったらかしにならざるを得ない。
(もっとも、コロナがあろうがなかろうが、顧客対応窓口は常にそんな感じか・・)
やはり「1日おきに出勤」なのは、感染リスク軽減の意味では、毎日出勤せざるを経ない人よりも恵まれていると思わざるを得ない。
というか、「仕事があるだけ恵まれている」というべきでしょう。
とはいっても、目の前にちらつき、期待していたテレワークが無くなったのはなかなかの衝撃でした。