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遠慮なく収益化してください

ひと月ほど前からYouTubeで注目の集まっているニューヨーク在住のシングルマザー、ちずさん。

 

日本の状況を心配し、わざわざ顔をさらしてまで危機を訴える勇気と、ストレートに心に伝わる飾らない関西弁での語り口に共感する視聴者が多く、チャンネル登録者は既に10万人を超えています。

 

わかり易くはっきりしたしゃべりの方なのですが、3日前にアップされた動画の最後のほうで、らしくなくもじもじと、ためらいがちに口にしたことがあります。

 

聞けば「動画に広告を貼らせてもらう」という、視聴者へのお断りでした。

なんともいじらしいではないですか

 

www.youtube.com

 

YouTubeで注目を集めた人が収益化して叩かれるという、ありがちな流れを案じ、そのことが気持ちの負担になっているそうで、なんだか決まりが悪そうに話しておられましたが、私は大いに収益化してもらいたいと思います。

 

「お金の話なんて卑しい」なんて言ってられる時代じゃない

動画の種類は全く違いますが、私が好きなYouTuberでアブさんという人がいます。

この方は当初広告収入が無い形で配信をしていて、ある時点から収益化したとたんに叩かれたようです。

 

「そんな人じゃないと思っていたのに、裏切られたようだ」とか「結局最初から金目当てじゃないのか?」という勝手な思い込みやら妬みで、好意を持っていた人を攻撃する視聴者がいるようです。

 

私は昔、さほど人気のない頃のアイドルを好きだったことがあり、その時は「もっと人気が出て欲しい」と応援する気持ちでいましたが、実際に人気が上昇してしまうと、いわゆる“売れてるアイドル”的な存在に変わっていきます。

 

憧れの気持ちを引き起こし続けた「透明感」から脱し、様々な陰翳をまとった役柄を演じるとか、手作り感のあったラジオ番組が洗練されたスタイルに変わっていったりとか、初期のファンからすると置いて行かれたような気になったことがあります。

 

その時私は「ついていけない」と戸惑いはしましたが、結局はファンであることを諦めました。

 

どのみち直接的な関係など無かったのだから、相手の様子が変わったところで、別な第三者が入り込んでこちらの生活を変えてしまうような影響はありません。

 

YouTubeだって同じことでしょう。

 

もともと勝手に視聴していただけの関係だし、収益化したからといって、視聴者がお金を払うわけでもない。

情報を得たり楽しんだりするときに広告が挟まることを受け入れさえすればよく、もしそれが許せないと思うなら視聴しない自由は最初から提供されています。

 

相手を「低い状態に留めたい」と願う気持ちを素直に認めない分だけ、攻撃が激しくなり、しかも正当化するという卑しさ

文句を言う人は、どんな気持ちをバックボーンに批判するのでしょう?

 

稼いでお金がたくさん入っていってしまうのが許せないということなのか?

そのままの収入を保ち続け、仲間であり応援する対象であり続けてくれ、ということなのか?

(相手の元々の収入とか知ってる?)

 

ちなみに「収入」を「人気」と置き換えると、アイドルと身勝手なファンの関係に置き換わります。

 

相手を現在の収入にとどめておくことに、そんなに意味があるのでしょうか?

 

ちずさんはシングルマザーです。

むしろこれを機会に是非、と、積極的に収益化をお勧めしたいくらいです。

 

失礼ながら、仮に彼女の収入が多くないとして(というか、妬みで攻撃する人はそう決めつけている気がする)

 

俺たちと同じ低収入のままでいろ」

 

と、勝手な要求を突きつけておいて、では実際に彼女がその意思を尊重し、今後もしも窮地に立たされたとき、その人たちは彼女を助けるでしょうか? →10000%有り得ない

 

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bBearさんによる写真ACからの写真

 

たまたま魅力のあるコンテンツを配信し、人気が出ましたが、彼女たち親子が追い込まれたとすれば、そんな浮ついたファンなどではなく、確たる助力が必要になります。

 

また、彼女をうがった目で見て、配信に広告を付けたことを非難する自分たちだって、やはり今後、窮地に立たされるかもしれない。

 

その時に助けてくれるアテは?

 

何だかそこで、ずいぶん甘えた考えを持っていないだろうか。

だから安易に、お金を得ようとする人を非難する。

 

「何を恃むべきか」が曖昧な人は「曖昧な政府」をアテにしてないか?

「お金を得る」というところに過敏な反応をし、他人の自助努力を責める人は、善悪の区別もなく・・というか、お金を得ることが悪だと思っているのでしょうか。

 

他人を非難することは自助努力でもなんでもなく、人の足を引っ張っているだけのことで、今後もし窮地に立たされたときには、そんな姿を認めて助力してくれる人など現れないでしょう。

 

それでもいざとなったら親や兄弟に頼れると?

ではその親や兄弟が窮地に追い込まれてしまったとき、その人たちは誰に頼り、助けを得るか?

 

もしかして何の考えもなく政府をアテにしている?

 

結局、自分がすべき思考や行動を投げてしまって、自分たちが所属する国の政府を都合よく解釈している人が多いがゆえに、選挙の投票率が低いのではないかと思います。

 

しかし、政府は助けてくれないでしょう

 

どんなに品行方正に暮らしていても、他人のために一心に働いていたとしても、それが理由で政府が手を差し伸べることはない。

 

前にも書きましたが、国会議員や国家公務員(非正規など一時的な弱い立場の方は除く)は、彼らが真正面から向き合うべき対象である「国民」の姿が、実体として感じられない種族です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください↓↓↓

blog.dbmschool.net

 

結局、自分や家族の身は、自分たちで守る術を見つける心づもりでいるほうが良い。

世の中の仕組みを変えてしまえる人は、そうしても良いでしょうが、中々そんなことはできないでしょう。

 

そこまではできないという人にも、いろんな方法はあると思います。

その中のひとつとして「公的機関の保障や援助を活用する方法」もありますが、それとて万能ではないでしょう。

 

政府がこの状態では、議員の利権ひとつで制度がどう歪められてしまうかわからないし、役に立つ施策が決まったとしても、実行が遅すぎてこちらの力が尽きてしまうだろうと、大多数の人が思っているはずです。

 

人の役に立ち、受け入れられるコンテンツの提供ができるなら、そこに収益性を持たせることに何の罪もないでしょう。

 

彼女は買占め・転売で稼ごうなどという低劣なことはしておらず、まず価値を提供し、しかも視聴者からお金を得ようとはしていない。

 

我々視聴者は、単に情報を仕入れたり楽しんでいるにすぎません。

別にお金を出しているわけでもありませんから、広告が出たら受け入れればいいだけです。

 

ちずさんは動画配信で得た収益を、被虐待児童とDV被害者サポートの団体に寄付をするそうです。

しかも、寄付する際は、具体的な内容をお知らせするとも言っています。

どこに文句を言う筋合いがあるというのでしょう?

 

大いにやってほしいです。