【感情会計】善意と悪意のバランスシート

財務諸表から逆算で人心を読むテクニック

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世相さん

こんばんは、感情会計エモアカの四緑文鳥です。

 

「世相のうっぷん晴らしチャンネル」というYouTubeのチャンネルがあり、頻繁に更新されるので私もちょくちょく目にします。

 

 

この方の論旨は明快で、切り込み方も順序立ててサクッと刃を入れる感じで、自然と引き込まれやすいのですが、最大の魅力は”敵の姿”がハッキリしていることです。

 

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ファンを作り、リピートを呼ぶクリエイターの条件

Amazon伝説のバイヤー・土井英司さんは、売れる著者の条件として「仮想敵が明確であること」を挙げています。

 

読者(ファン)候補は、1冊まるまる読み切ってから「この人の本をもっと読みたい」と思ってはくれないので、短時間でサッと見ただけでも魅力的なインパクトが感じられるアピールをすることが必須ですが、その時の読者心理のうち、象徴的なものを土井さんはこのような感じに表現しています。

 

「敵は誰なのかが明確に描かれていることによって、読者は『この著者を応援して良いかどうか?』を判断する」

 

たしかに、読者を強烈に惹きつけてしまう著者に、全方位外交で八方美人な人というのはあまりいないような気がします。

 

敵を明確にしている人に自分を重ねてうっぷん晴らししたい心理 

作中に敵の存在を直接的に出しているかどうかは別として、とにかく読者に対して「私はこの対象を敵認識してます。どうですか?」が訴えかけられていると、そこに共感を覚える読者は「もっとこの人の話を聞きたい」と思いやすくなる。

 

それで、次回作品への期待が持たれたり、編集者がリピートで依頼してきたりするのではないでしょうか。

 

「世相さん」の動画をいくつか見ていて最もわかり易いのは、この方GOTOが大嫌いなんですね。それと消費税。

どちらも個別トピックなのですが、インパクトが強いぶんだけ吸引力もあります。

 

強いインパクトを持つトピックを軸にして、政治のやり方や機構に斬り込んでいくスタイルを取られているのが、この方の持ち味かなと勝手に判断しています。

 

強すぎる敵を持つ人が好きか、そこそこの敵と戦ってる人が好きかは好み次第

他に世相さんの面白い特徴として、切れ味の鋭い論法で、的確な着眼点にがっしりと刃を当てるので、対象の敵が大きすぎると逆に切れ味が災いしてしまう一面がある点です。

 

決して揺らがなそうな強大な敵の姿が明らかになってしまうので、意外に「うっぷんが晴れない」という結果を生むだけでなく、自分たちの置かれている立場が、さっきまで思っていたよりもずっとシビアな状況なんだなと気づかされてしまうのですが、薬効と副作用の関係のように、効き目が強いと副作用も比例して強くなるのと同じで、後はそれを受け入れるか否かという自己判断になります。

 

私は消費税に関しての考え方は世相さんと全く同じです。

貧困層からも平等に取ってしまう種類の税を安定財源にする考え方に賛同できないからです。

 

老政治家は使えないと思う理由

私も世相さんが言うように「儲かった人が多く収める」でよいと思います。

だから、法人税とか所得税で富裕層から多めに徴収するほうが、社会全体の活性化につながり、長期にわたって儲け続け易くなるとか、儲け方のスケールが大きくなるといった効果が得られると思うのですが、現状は一部富裕層の言うことに政府が忖度して(一部政治家が見返りを期待して)、より二極化が進行する形になっています。

 

結果、国力は衰退しますので、今後も長くこの国に我が身を置くイメージを無意識に描き続ける若年層は、結婚するとか子供ができたときの生活力を考え、家庭を持つことを手控えるでしょう。

上の赤太字のところが「わしは若造よりも世の中をわかっとるんじゃ」と偉ぶって弱い者いじめをしている老政治家には絶対に理解できないことです。

 

 政治家が踏み込んで、身を粉にして働かねばならないのは、少子化をいざなう根源たる国力衰退と将来不安の払拭であるにもかかわらず、見当違いな原因を思いついてこういう発言をしてしまう人物に、世相さんは怒っています。

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ちなみに、世相さんが「儲かったところから税金を多く徴収しろ」という主旨を述べると「お前は共産主義者だ」と攻撃されるらしいのですが、社会の活性化を促して安定的な好況状態を生み出すことは、資本主義の成り立ちから考えると決してNOではないと思います。

 

 問題をすり替えて責任を果たさない政治家よりも、言ってることははるかにまともです。

しばらく前に体調を崩して配信を休んでおられましたが、無事復活されて何よりです。

これからも期待しています。