【感情会計】善意と悪意のバランスシート

財務諸表から逆算で人心を読むテクニック

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部下の処社術②【マウント屋】に、先輩や上司に相応しい戦略性は備わっているか?

こんにちは。感情会計エモアカの四緑文鳥です。

前回、管理部門内に巣くう【マウント屋】に翻弄される接客部門担当者のことを書きました。

引き続きこの【マウント屋】の生体について、解き明かしてみたいと思います。

 

blog.dbmschool.net

 

 リーダーやベテラン格の社員には『戦略性』が求められる

ランチェスターの法則というものがあります。

 

これは、「強者の戦略」と「弱者の戦略」についての定量的な違いを表すもので、物量に勝る強者が採るべき戦い方と、その強者と戦う弱者が採るべき戦い方を説くときに使われます。

 

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カメラ兄さんさんによる写真ACからの写真

 

強者の優位性と戦いの勝ち方

見渡す限りの平野、広大な海域、広範囲な航空域などに大量の戦力を展開して戦うとしたら、圧倒的な物量を誇る強者が優位です。

 

優れた設備や器具備品などをそろえ、一定以上の教育システムと規則を整備し、決まった命令に従って整然と進退すれば勝てる条件を整えて戦いに臨む戦略展開が功を奏するでしょう。

弱者の優位性と戦いの勝ち方

一方、弱者は同じ土俵で戦ったら到底勝ち目はないため、山岳や密林、あるいは地下などの大軍を展開できない場所での戦いを挑み、できるだけ1対1の状況に持ち込んで局部的に手堅く勝っていく方法が効果を発揮します。

 

この場合、平均的教育を施された及第点の兵士を擁する強者側に対し、局地戦になれば圧倒的に強い弱者側の兵士をぶつけて、戦術面で勝るという強みを活かす方法が功を奏するでしょう。

 

『マウントを取る』は、目の前の対象にしか効果が無い

弱者の戦略は、できるだけ1対1に持ち込んで、強者が物量的な優位性を発揮できない状況で勝負をつけることが原則です。

 

どちらかといえばレジスタンス的な方法で、いくら局地戦で勝てたとしても、それが大局に影響しないムダな戦いであっては戦略的意味合いを持ちません

 

「戦略とは、軍全体の効果的な勝ち方やその方法」と言ったのはランチェスター経営の竹田陽一さんです。

 

その言葉に沿って考えれば、マウントを取って確実に勝利しなければならないのは、ここ一番の勝負所であり、組織全体にとって必要な戦いであるはずです。

 

つまり、日常的な対人接触の中で、個人の趣味嗜好に基づいてムダなマウントを取っているやり方は、極めて戦術的(繰り返し作業)です。

 

たしかに「繰り返し作業の巧者」かもしれませんが、だからといって事業の成長に貢献する長期的視野とか、豊かな人間性を持つ人材の育成に適していることを証明するものではありません。

 

つまり、一般的に会社が求める「ベテラン像」や「リーダー像」といったものを満たしている存在ではない場合があります。

 

困っている人を頭ごなしに抑えつけるコミュニケーションセンスであること自体、集団を率いていく資質に問題を抱えていることが感じられます。

 

「人の上に立つ」という言葉を曲解しているのかもしれません。