こんにちは。感情会計エモアカの四緑文鳥です。
困っている人を相手に頭ごなしな態度をとってスムーズな顧客対応を妨害し、対応スタッフのモチベーションを下げてしまう、ムダにマウントを取ろうとしてくる【マウント屋】
同じ職場で働く人への悪しき影響と、その戦略性の乏しさについて語ってきました。
今回も引き続き掘り下げていきましょう。
近くにいるから強く見えるだけの力
燦々と輝く太陽は、よく活力の象徴に例えられます。
まぶしいほどの光、焼けつくような熱さは、目にも肌にも圧倒的な存在感を主張してきます。
陽の光があるからこそ、人々は1日のはじまりを知り、木々は育ち動物は憩い、人間だって繁栄してきた。
「俺が居るから仕事が回ってるんだ。会社はそれでやって行けてるんだ」
有言無言を問わず、強烈な主張をする【マウント屋】も、ある意味太陽だということなのだろうか・・
『絶対等級』を当てはめてみよう
株式会社ウェザーニューズのサイトに、わかりやすい解説がありますので紹介します。
夜空に輝く星の光は、どんなに強くてもあえかなる微光
明るいことに定評のあるシリウスといえども、少し目をそらすと再び見つけ直さねばならぬほどに存在は弱く、日の出の兆し程度の光にもあえなく消え去ってしまう。
シリウスの明るさは「-1.5等級」
太陽はなんと「-27等級」
この差は歴然ですが、これは地球からの距離によって生じている相対的な値です。
同じ距離に並べた時の結果は、普段当たり前に感じている印象とは全く違ったものになります。
真の実力に、距離は影響しないはず
〇〇支社で名高いAさんの能力は-0.8等級
一方、うちのMt.さんの能力は-20等級
Mt.さんは「Aなんて大したことないよ」とうそぶき、イエスマンや非圧迫社員たちは誰も異論を唱えられない。
しかし〇〇支社内での見え方は、Aさんの能力は-1.5等級、Mt.さんの能力は+8等級(Aさんはムダに自分を大きく見せようとしておらず、周囲に無用な圧迫をかけないので不必要に大きな等級にならない)。
肉眼で見えるのは6等級までと言われるので、〇〇支社ではMt.さんは話題にすらならない。
昔、どこかのポジションで一緒だった経験のあるオジサンがひとりふたり、思い出話程度に語るけれども、多少の小才に胡坐をかき、羽振りばかりが立派だったに過ぎないMt.さんには、とりたてて語るほどの光るエピソードが無い。
FineGraphicsさんによる写真ACからの写真
平坦な記憶をダウンロードしただけの述懐ほどつまらない話はない。
当然、〇〇支社内から見た場合、Mt.さんの存在感はゼロであるということにならざるを得ません。