世相さんが政府の中小零細淘汰に鋭く斬りこんでいます。
いつまでもGOTOにこだわっているのは、友達に予算を回しながら体力のない小規模事業者が力尽きるのを待っている。
そんなつもりはないのかもしれないが、結果としてそうなっている、と。
「政策」というより「投資」の感覚で政治してる感がハンパない
たしかに、GOTO事業を止めさえしなければ「経済対策に尽力している」という言い訳が立ちます。
もしもGOTOを止めてしまったら、次善策へ切り替えなければなりません。
私が思うに、コロナ対策は予算を掛けても金銭的なリターンが無いことが政府が自分たちでやりたがらない理由で、だから自治体に投げてしまっている。
一方、GOTOは投資すると自分たちの関係団体にリターンがあるから固執する。
一番すごいのはオリンピックというギャンブルで、
「あと3千億突っ込めば絶対フィーバー来るんだよ!」
と、病人や餓死寸前の人たちのご飯代や薬代をもぎ取って賭場へ入り浸り、賭けに興じている姿です。
(GOTOへの予備費投入も3千億でしたね。踏襲?)
生産性にこだわって小規模事業者を切り捨てるなんていうのは、モノの価値のわからぬ奴のすることだと思います。
おそらく「自分はモノの価値が分かっていると思い込んでる独善者」が官僚だとか財界の一部にいて、あとは自分の頭で考えられない議員とかがそれに乗っかってるだけだと思う。
とにかく、小規模事業者を苦しめた挙句廃業に追いやるような施策を取られることが許し難い。
私はもともと自民党支持ではないし認めてもいない。
けれど、今回の対応を見ていて完全に大っ嫌いになりました。