【感情会計】善意と悪意のバランスシート

善と悪の差し引き感情=幸福度

お金と筋肉は友達を連れてくる

お金を増やすためにあまり無理して働いて、それで体を壊してしまっては元も子もありません。

 

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筋肉を増やすためにあまり無理してトレーニングを頑張りすぎ、それで続かなかったら元も子もありません。

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取り組み方に共通性のあるこの二つは、”増え方”にも共通性があると思います。

 

 

「元手に働かせ、眺めている」のが理想

 

まず初めにある程度のタネ銭を作り、それを元手に資産を運用し「お金に働いてもらって、さらにお金を得る」が、おカネを増やすセオリーと言われます。

 

ある程度増やした後は、やみくもに自分自身を叱咤激励して無理を重ねるのではなく、増やした元手に働いてもらうのが得策だからです。

 

筋肉は「眺めている」だけで増える?

 

「いや、筋肉はただ眺めていても増えやしない!」

 

タネ銭を投資してほったらかしにしておくと増えるというのは、あくまでもお金のセオリーだ。

 

筋肉はそうはいかないだろう。

筋肉はほったらかしておけば衰えてしまうはずだ。

 

たしかにある程度増えてきたら、鏡の前で眺めて悦に入ることはする。

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でも、さらに増やす、維持する、より質の良い付け方をする、といった目標があるなら、ずっと負荷をかけ続けなくては、それらは達成できない

 

「見せる筋肉」と「使う筋肉」、「貯めるお金」と「使って活かすお金」は質が違う

 

「使わないでいると筋肉は衰える」は、まさにその通りです。

 

負荷をかけ続けなければ筋肉の増強はおろか、維持すらできません。

 

一般的に、スポーツクラブにズラリと並ぶ各種の機械や、ダンベルやバーベルなどを使う、いわゆる「ウエイトトレーニング」は、 かなりの負荷がかかります。

 

よほど習慣化されている人以外は、「よし、これからトレーニングだ」と行動を起こすまでに、それなりの心理的なハードルがあります。

 

ただし、こういう鍛錬で身に付ける筋肉の目的は「見ること/見られること」であることが多い。

 

お金でいえば「残高を眺めて楽しむおカネ」「株価や配当を確認して楽しむおカネ」といったものに近い。

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でもここで私が言っているのは、見る/見られる筋肉を付けるための「筋力トレーニング」という視点ではありません。

 

見られなくたって、とにかく使われて機能し、健康効果に高い威力を発揮する筋肉を鍛えるための『体幹トレーニング』のことです。

 

貯めて悦に入るお金ではなく、人生を豊かにするための積極的支出に相当するおカネみたいなもの、というべきかもしれません。

 

ひと口に体幹トレーニングといっても、スポーツクラブで「コアトレーニング」の指導を受けるとなると、わりとハードルが高いのですが、そういったものでもありません

 

「普段使いの筋肉」は、普段の行動で利殖活動が行われる

以前の記事でも書きましたが、私はほぼ毎日会社帰りに1時間くらいかけ、全速力で歩いています。

 

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元々は休日だけ行なっていたウォーキングを平日にも行うようになった状態です

 

「使い方チェック」はおカネにも筋肉にも重要

 

「ムダな使い方をしていないか?」をしっかり見ていく家計の管理は、お金を増やすための必須事項です。

 

それと同じように、「身体に良くないウォーキングになっていないか?」を顧みながらの歩行は、健康効果を高めるための必須事項です。

 

端的に言えば”上手に歩くための骨格と筋肉の追求”です。

 

ウォーキングをするときは、左右バランスを気をつけながら行うのが第一等。

 

これが私のスタイルです。

 

ゆえに、まず第一に、両手は必ず空けておく。

 

会社にはカバンを提げていっていたのですが、リュックに変えました。

 

そして、スーツ姿でもおかしくないウォーキングシューズを履く。

 

おススメウォーキングシューズ

昔からお世話になっている地元の靴屋さんに相談し、勧めてもらったのがこれ。

 

 

 

軽量、幅広で扱いやすく、目立たぬデザインのチャックがついていて脱ぎ履きがラク。

 

そして何より、足裏にピタリと付く靴底で歩きやすい。

 

さっそく翌日からガンガン歩き回ったのですが、長時間歩き続けていても、どこも痛くならない。

 

しかも革製ですから、履き続けるうちに馴染んでくる。

買ったばかりでこの状態なので、いずれはもっと快適になるでしょう。

 

また、修理も細かくやってくれるようです。

 

靴底がすり減ったら付け直してくれるのはもちろんのこと、いくら靴ベラを使って丁寧に履くように心がけても、いずれは擦れて破れてしまう、かかと側の開口部も修復してくれるそうなので、快適な状態がかなり長持ちしそう。

 

お得で、しかも使い勝手の良いこのシューズに、現在かなりハマっております。

 

私が買ったのはブラックですが、ダークブラウンもあるので、色違いで1足買い足し、休ませる日を作ればさらに長持ちするでしょう。

 

自己流コアトレーニングは、ムラを生じやすい

 

ウォーキング時の左右バランスを気に掛け、足回り腰回りの筋肉を意識するようにすると、それだけでもかなりの体幹トレーニングが行われています。

 

「イヤイヤ、体幹を鍛えたいなら、直接そこを鍛えるほうが効率いいでしょ?」

 

私もその意見に、基本的に同感です。

 

しっかりしたトレーナーの指導を受けるとよくわかる「自己流トレ―ニングの”ムラ”と”単調さ具合”」

スポーツクラブでお金を払って受けるコアトレーニングも非常に良いのですが、どうしてもコストの問題があります。

 

また、こちらの目が肥えてくると、トレーナーのセンスも如実に見えてくるため、コストパフォーマンスが一層シビアになり、私もやめてしまいました。

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私は実際、過去に数年間、決まったトレーナーについてもらっていましたが、彼女が退職したあと、彼女と同レベルのセンスの持ち主にはなかなか巡り合えなかったのが最大原因です。

 

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結局、彼女の指導をベースに自分でコントロールしてトレーニングは続けましたが、そうするとどうしても得意/不得意により鍛え方に偏りが起きます。

 

また、自己流でやるとミラーチェックができないため、理想的な姿勢を保てないことが非常に多い。

 

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日常の基本動作は「やろうと頑張らなくてもしている」

 

「体を支えるバランス効果」や「ダイエット効果」が高いのは、大きな筋肉が集まる体幹や下半身です。

 

立っていても座っていても、腰回りの土台がしっかりしていることで、姿勢は安定し、その際に使われる筋肉は、常に程よいエクササイズが為されています。

 

ウォーキングの良さは、別に「フンヌーッ!!」と力んだりする必要が無いことです。

 

「形を作る」というハードルの高いトレーニング

「フンヌーッ!!」をやると、目指す結果を達成するために、だいたいどこかのバランスを崩しているはず。

 

たとえばラットプルダウンみたいに比較的左右均等な形で行うトレーニングでも、実際にはかなりテクニカルな微調整が必要ですので、トレーナーがついていても、指示通りに身体を動かすのは難しい。

 

左右どっちか苦手な側が上手く動かせないときに、本来使うべき筋肉ではなく、どこかほかの部分の筋肉で補完して、「一応、トレーナーの指示通りの形」を作るなんてことは、非常によくありがちな姿です。(そしてだいたい、その後はそれが自己流になりがち)

 

「前へ進む」という分かりやすいトレーニング

平日のウォーキングを実施するようになって約2ヶ月。

 

私は現在、仰向けになって布団に入ると、リフトアップされたお尻の筋肉が布団に接する圧を感じるほどになりました。

 

もちろん寝るときだけではなく、座っている時も立ち上がる時も、そしてとうぜん歩いている時にも、腰やお尻回りの筋肉の締まり具合を強く感じるようになりました。

 

考えてみると、これは中学高校で部活をやってた頃と同じ『腰回りの楽チンさ』です。

 

軽々と立ち上がり、ただふざけるためだけにダッシュしていた少年時代の足腰の土台は、思い起こせばこんな感じだったなということに、軽いショックを受けます。

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「フンヌーッ!!」不要の日常動作

「歩く」という動作は、ありふれているだけに、”トレーニング感”といった特別なものはありません。

 

少年時代にはしていなかった「左右バランスを重視」みたいな科学性を意識する年齢になっただけで、逆に言えば、それさえやればベースとなる筋肉は、意外にしっかりついてくれる。

 

どうせ日常動作ですから「フンヌーッ!!」なんて頑張る必要もなく、ほぼ『眺めている』感覚に近い

 

友達を連れてくるおカネと同じく、筋肉も、私たちは眺めている程度の意識を保つことで、やっぱり友達を連れてくる。

 

特に体幹のインナーマッスルなんて、どれだけ友達が来ても外見が変わるわけではない。

 

それから、腰回りやお尻回りのアウターマッスルは、ある程度しっかり隆起しているほうが、スラックスなどの着衣の着こなしがアクティブになります。

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40代以降のエクササイズはバランス力を目指そう

とにかく、両手を空けて歩くこと

そして、歩くためのシューズにこだわること

 

この2つの実践により、”バランス良く歩くのに必要な筋肉”に意識を向けやすくなる

 

先ほども紹介しましたが、このシューズは本当におススメです。

靴店の方に言われたのが「ミズノの木型に合う方には、たいていこのシリーズはピッタリくる」とのことです。

 

 

ジョギング用、ウォーキング用、トレッキング用と、特化した製品が用意されていて、それぞれの特徴に対応できるラインナップになっているとのことでした。

 

いずれもアクティブに動き回るがゆえに「合わないとツラいもの」ですが、私の場合はトレッキング用の数千円のシューズがガチハマリしていたため、このウォーキングシューズは店内でちょっと履いて歩いただけでしっくりきました。

 

資産運用の「タネ銭」ならぬ、健康効果の「タネ筋」をまずは作ろう!

大殿筋やハムストリングといった背面の筋肉は、しっかり働いているか?

内腿が荷重を受け止めているか(働きもせずにプラプラ・・・というかプルプルしてないか?)

 

それから、腹筋などの前面の筋肉や、上半身とか半身のつなぎ目となるあたりの側面の筋肉がうまく機能しているか?

 

こういった意識が為されると、否応なしにインナーマッスルも認識するようになり、まんべんなくコアが鍛えられます。

 

自己流のコアトレだと得意/不得意による強化部位のバラつきが出ると上述しましたが、歩行動作のバランスを取ることで、そういった結果は起きづらくなっているというのが私の実感です。