【感情会計】善意と悪意のバランスシート

善と悪の差し引き感情=幸福度

そうだったのか!!『死ね死ね団』

 レインボーマンは、1972年(昭和47年)から1年間放映されていた特撮テレビ番組です。

 

悪の秘密結社と戦う変身ヒーローを描いた作品で、原作はあの「おふくろさん」事件で森進一さんと揉めたことで有名な川内康範さんです。

 

今でもディープファンの多いこの物語は、時を経た現代に対してもなお強烈なメッセージ性を持つらしく、いろいろ調べていくうちに、現在の日本に当てはまりそうな形を見つけたので私なりの見方を紹介します。

 

レインボーマンことヤマトタケシの敵の名は『死ね死ね団』

もはや中二病をも上回るトンデモネーミングです。

 

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50年後を見透かした作品だったのか!!レインボーマン

敵の名称にはぶったまげますが、戦時中に政治結社を作っていたほどの民族主義者・川内康範氏の想いは強い。

 

白色人種への対抗意識で、アラブと日本が手を結べば石油資源も豊富だし、我々有色人種が白人に対抗し得るとの想いを込めた、かの有名な『月光仮面』をヒットさせました。

 

しかしその後、中東戦争などの影響でアラブを諦めると、「日本とアラブの中間にあるインドに答えがある」として、今度はレインボーマンを手掛けたようです。

 

死ね死ね団の作戦を、現代日本の状況に置き換える

 

そこまで深い思い入れがあるだけに、秘密結社の名称はともかく、展開やギミックにはリアリティがちりばめられている。

 

ここが、現在もなお根強いファンを持ち続ける遠因なのではないかと思います。

 

日本人絶滅を目論む死ね死ね団のリーダー・ミスターK

彼は日本にダメージを与えるため、手下たちを使って数々の作戦を展開します。

 

基本的に”怪人”は登場せず、敵は”人間”であるところにポイントがあり、それだけに、妙に信ぴょう性のあるシーンがたくさんあるようです。

 

キャッツアイ作戦について考える

「キャッツアイ」とは、劇中に出てくる薬物のことで、人間に正常性を失わせてしまうドラッグです。

 

これを世間にばらまき、混乱や社会不安を与え、日本を弱めようとします。

ようするに『ドラッグを蔓延/拡大させて日本を弱らせる作戦』です。

 

【感染拡大作戦】展開中

現在日本では”外出自粛”とされています。

しかし、実際にはそんなものほとんど機能していない。

 

ならば、外に出ている連中はすべて悪とみなしてよいか?

そんなことはない。ソーシャルワーカーがいる。

 

では、ソーシャルワーカー以外はすべて取り締まれるほどの悪か?

 

ここが問題です。

「外出せざるを得ない人を多数作り出し、ただ欲望赴くままの嗜好外出者を覆い隠す」

 

これが【感染拡大作戦】における「外出促進策」

ではこの策がどうやって為されているかといえば、大きく二つの流れにより構成される。

1.賃金低下プロジェクト

これは「新」経世済民新聞で紹介されているグラフです。

<記事はこちらです↓↓↓>

【三橋貴明】なぜ、実質賃金が低迷するのか? | 「新」経世済民新聞

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2.国民負担率拡大プロジェクト

これは鈴木茂税務会計事務所で紹介されているグラフです。

<記事はこちらです↓↓↓>

日本の国民負担率の詳細推移をさぐる(2020年時点最新版)

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1の「賃金低下」で収入が減って苦しくなっている労働者層は、2の「国民負担率拡大」で、もともと少ない給与の手取りがさらに減る。

 

当然”働きに出なければならない状況”に追い込まれます。

 

企業サイドも「出社率〇〇%に取り組んでます」という報告だけは上げるものの、たとえば私にしてもテレワークが認められず、ほぼ毎日出社を余儀なくされています。

 

多くの職場、多くの人が同じような状況であることは、緊急事態宣言下の通勤電車に乗ってみれば察しがつきます

 

これだけ多くの人流がデファクトスタンダードとして正当化されれば、そこに享楽目的の外出が混ざったとしても、外出している全員を無条件に責めてよい状況には遠い

 

こうして、ウィルス蔓延による混乱や社会不安を与えられた日本は弱っています。

死ね死ね団の【キャッツアイ作戦】は、約50年を経てその効を発しています。

 


愛の戦士レインボーマン キャッツアイ作戦編 [DVD]

 

 

M作戦について考える

 

「M作戦」とは、大量の偽札を発行してハイパーインフレを起こし、経済的混乱を起こそうというものです。

 

物価高で食糧や物資の入手が真っ先に停止してしまう人(つまり貧困層)から順番に家庭生活を奪い、死に至らしめます

 

【デフレ少子化作戦】展開中

これは説明の必要もないと思いますが、貧困からホームレス化する件数が増加していることからわかるとおり、「当たり前のように自分の家で過ごせていた生活」から引き剥がされる人を生みます。

 

世帯を丸ごと葬ることも可能で、将来的な収入の安定性を危惧して晩婚化や少子化も進む

 

長期にわたって経済を低迷させ、国体を構成する国民の生活力を蝕んでいますが、それが「スーパーインフレ」か「デフレスパイラル」の違いで、結果は同じことです。

 

これは株式会社小川製作所で紹介されているグラフです。

<記事はこちらです↓↓↓>

先進国から滑り落ちる日本の経済 | 日本の経済統計と転換点 中小企業の付加価値経営 株式会社小川製作所 東京都葛飾区

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G7に名を連ねる世界の経済リーダーの中で、唯一重力に勝てないまま20年以上地を這っている日本。

 

こうして、次世代を託せる子供たち、自分たちの介護をしてくれる人手も失い、日本は弱っています。

死ね死ね団の【M作戦】は、約50年を経てその猛をほしいままにしています。

 


愛の戦士レインボーマン M作戦編 [DVD]

 

 

モグラ―ト作戦について考える

 

「モグラート作戦」とは、地底戦車モグラートを使って日本向け物資を運ぶ船を爆破する作戦です。

 

資源不足の日本への直接的ダメージだけでなく、爆破事件多発による国際的信用の喪失を招き、競争力をも失わせて国際社会から孤立させてしまう狙いです。

 

【五輪強行開催作戦】展開中

資源こそ少ないが、『技術立国』として国際社会に名を成してきた日本。

 

しかし、安い労働力に引っ張られて産業の弱体化を招いた日本は、いつの間にやら「観光立国」の異名を、ときの政府によって塗りつけられていた

 

インバウンド頼りの日本にとって、今や最大のレインメーカー・東京五輪

 

生産性の低い企業や低能力の人間など、価値を生まない法人/個人を切り捨ててでも、開催すればプラスのインパクトがある。

 

だからこそ、コロナ過における命との天秤においても、文句なしに五輪を選ぶ。

「安全な東京五輪を開催」 IOC会長、WHOに感謝

 

たとえ世界を敵に回しても・・

「危険な茶番劇やめる時」=米紙、中止求めるコラム掲載―東京五輪

 

日本は、自分が聞きたい言葉だけ聞いて、尻尾さえ振っておけば・・

橋本会長「IOCから準備に高い評価」オンライン理事会後の会見で自信

 

うるさい外野は無視。いっそ日本国が「平和の敵」として五輪開催を!(???)

「東京五輪は中止すべき」と提言した米有力紙にコメント続々 1200件以上寄せられた反応の中身(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

 

そう、世界の平和などすべてうち亡ぼしてでも、この福音さえ聞こえれば良い

 IOC「東京五輪の成功を確信」、日本のコロナ対策支持

 

死ね死ね団の【モグラート作戦】は、約50年を経て今まさに快哉(開催)を叫んでいます。

 


愛の戦士レインボーマン モグラート編 [DVD]

 

サイボーグ作戦について考える

 

「サイボーグ作戦」とは、人間をサイボーグ化する薬を投与し、計画を邪魔するレインボーマンそのものを抹殺するという、これまでの作戦とは一線を画した試みです。

 

当初は敵組織サイドの人間をサイボーグ化していたようですが、だんだん追い詰められた死ね死ね団リーダー・ミスターKは、見境なく一般の罪なき市民をもサイボーグ化し、レインボーマンと戦わせます。

 

そうなると「正義のヒーロー VS 罪なき一般人」という恐るべき構図が生まれる。

 

本来は同朋であるはずの人々の間に【分断】が生じるようになる。

【国内分断作戦】展開中

罪なき選手を分断の場に投げ出して自分たちの盾がわりにした卑劣な手段は有名ですが、それよりも過去のある時期から、酷い分断が行われていたらしい。

 

これは野村総研のニュースリリースで紹介されている資料です。

<記事はこちらです↓↓↓>

野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)

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一目瞭然と思うので細かいことは言いませんが、超富裕層とマス層は物事の見え方が違う

 

超富裕層は朝夕の満員電車に乗ることはない

 

公共料金が払えずに電気が止められることもなければ、家賃滞納でアパートを追い出されそうな悲壮感など想像すらできない。

 

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ピラミッドを表にしてみたのですが、「金持ち2割、貧乏8割」がよくわかる。

そして、6割近くの資産は2割の層が握っている。

 

というか、「マス層を『3,000万円未満』でくくるのは現実を捉えていない!」と語るのは「世相のうっぷん晴らしチャンネル」の世相さんです。

www.youtube.com

 

真のマス層以外には救済策不要
なぜならすでに助けているから

 

世相さんの言う通り、明らかにマス層はもっと細分化すべきで、 1000万以下、500万以下、300万以下、さらに100万、50万、そしてゼロなどと区切っていけば、どこが本当のマス層で、一番追い詰められて困っているのがどの層かがよくわかる。

 

そこを特に手厚く支える施策が無いならば、国は機能していないということでしょう。

 

 下の図は同じく野村総研の同サイトに記された資料です。

 

 2011年と2013年の数値に特別目立つ開きがあり、その後加速しています。

超富裕層は4千世帯しか増えていないのに、保有資産は「44兆円」⇒「73兆円」に跳ね上がっています。

 

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 2011年と2013年の間に起きた、経済的なビッグイベントといえば?

やはり、アベノミクスですね

 

マス層はなるほど39兆円アップしていますが、4千万世帯超で分け合ったと考えると、母数がデカいだけにインパクトはそれほどじゃない。

 

アベノミクス開始時点でタネ銭を持っていた層が圧倒的に得をし、それが加速して分断を大きくしていることを示したのがこちら(上の表から抜粋してみました)

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アベノミクスに乗り遅れた(というか乗りようのなかった)層は、雀の涙程度にしかその恩恵にあずかれなかったことが分かります。

 

アッパーマスは3千万から5千万円の層ですが、その人たちですら一世帯平均の計算をした結果、単位を「億円」から「円」に変えないと無理があるほどです。

 

児童手当の対象から突き落とされた方の大半はマス層ではないかと思うので、こうなるとマス層の中の下層民である”低所得者層”と、色々な意味で「豊かさ」はさほど変わりない気がします(時間的不自由さや気忙しさ、体調や家庭円満度など込みで)。

 

それなのに、アベノミクスの恩恵などほぼ受けていない。

 

そして、実はマス層の大半を占めるのではないかと思料される低所得者層は、アベノミクスの金融ころがしで利を得るほどの資産など、到底持ち合わせていない

93万円の恩恵は、マス層の中でも上級者に集中していたことが考えられる。

 

結局、金持ちがアベノミクスを満喫している間、カツカツの生活者たちはその生命を維持すべく低賃金でこき使われていただけで、その恩恵は彼らを使い倒している資本家が総なめしたと言える。

 

日本という国を富ますべく、好景気を共に支えてきた各所得層によってこの国は栄えてきたわけですが、偏った不公平な科学性を注入された結果、分かり合えない関係にバッサリ切り分けられてしまったようです。

 

死ね死ね団の【サイボーグ作戦】は、約50年を経て8割の弱き日本人の命を「あと一押し」のがけっぷちに立たせたようです。

 


愛の戦士レインボーマン サイボーグ軍団編 [DVD]

 

わからん。

果たして死ね死ね団って、いったい誰なんだろう??