セバスチャン・コーが脅しを始めている。
「中止したら今後出来なくなる競技あるけど、いいんだな?」と
セバスチャン・コーを知っている人がどれくらいいるかわからないが、私は中学生の頃から知っている。
私は陸上部で長距離ブロックに所属していた。
同じブロックの友人の一人がこのコーに憧れていて、なにかというと私にコーの話をしてきた。
なにやら「セバスチャン・コー物語」という本まで買ってそれを読んでいたらしい。
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友人がどハマりしていたそのころ、コーは伝染病にかかって大会には出られなかったようで、「今、コーが伝染病で出られないんだよ」と、何度聞かされたかわからない。
とにかくコイツは当時、800mや1500mなどの競技でのヒーローだったようで、当時の陸マガ(陸上競技マガジン)を買って読んでいたような層の中には、コイツに憧れていた人も多かったと思う。
しかし、「伝染病」ね・・・。
伝染病で大会に出られず苦しんだ経験を持つトップアスリートだから、自分と同じ苦しみを味わわせないために、とにかくワクチン打って出とけ、と?
(苦しんだ記憶など、この男の記憶には残っていないかもしれないが)
気持ちはわからんでもないが、いずれにしても特権階級になったコイツに、もはや爽やかなアスリートの面影は、無い。
平和の敵・世界の敵・人類の敵「悪の組織IOC」の重鎮など、日本人から見れば倒すべき巨悪の幹部。
最終回の数回前からノコノコと出しゃばり、倒される役柄がいいところだ。
しかし、日本側のヒーローがポンコツ過ぎて、戦うどころか敵の首領をヨイショする三下になり下がってるからなぁ・・