【感情会計】善意と悪意のバランスシート

善と悪の差し引き感情=幸福度

【Cocoonマニュアル】そもそも論でふりかえる~ターゲットは『初心者』じゃない

サクサクと習得が進まない、四緑文鳥の【Cocoonマニュアル】攻略

いかにも「学校の勉強ができないヤツ」的なムダの多さが目につきます

 

ということで、ここまでに理解したこのマニュアルの特徴について 無駄話 記述します。

wp-cocoon.com

 

 

ターゲットは“初心者”じゃない

 

わいひらさんのマニュアルでは、コンテンツが左上から順に『サイト作成準備』『初期設定』『管理画面設定』と並んでいます。

 

これに対し、私なりの解釈を記してみます。

 

『サイト作成準備』

ワードプレスの環境を持たない人が、ドメインとサーバを用意するためのサポート情報

 

『初期設定』

他のSNS環境から移行するユーザーが、差し当たって最も必要としそうなサポート情報

 

いずれもワードプレスこそ初心者だが、何らかの手段でSNSの活用をしていて、そこで成立している手法を持っている人を対象にしているとみてよさそうです。

 

つまり、マニュアルとは言っても”教育マニュアル”というより『サポートマニュアル』と考えたほうが正確な気がします。

 

そもそも「最初からワードプレスを使おうとするSNS利用者」はまず居ない

世間には「いきなりワードプレス」というユーザーは、ほぼ居ないことが類推されます。

そんな無茶をする人は、普通はあまり居ないはず。

f:id:db469buncho:20210708154505j:plain

 

読まれている手ごたえがない無料ブログユーザーが、その段階で「よし!これをワードプレスに移行しよう」などとは、普通は考えないでしょう。

 

その状態では、ワードプレスへ移行するほどのモチベーションを持ちづらい。

 

なぜなら、ワードプレスを活用するにはサーバ料金を負担しなければならない。

環境整備の手間もかかる。

普通はいきなり手を出しません。

 

ワードプレス利用者はふつう、『満を持して』使い始める

今やっているSNS活動が軌道に乗り、これをワードプレスにすれば確実に収益化できるとか、今よりも収益を伸ばせるなどの見返りがあるなら、投資の意味で毎月の費用を負担することが考えられます。

 

または、現在SNSはさほど使っていないが、ワードプレスの自由度を深く理解し、その活用プランが立っているレベルなら、早期の収益化やコンテンツ普及などの見返りを計算に入れたうえで、最初からワードプレスを手掛けるかもしれません。

 

『満を持したユーザー』に向けたマニュアル

わいひらさんがまとめて提供して下さっている【Cocoonマニュアル】の傾向が、今さらながらわかってきた気がします。

 

おそらく、Cocoonの前身である【Simplicty2】の使い方説明も同じ構成でつくられていたでしょう。

wp-simplicity.com

 

何も知らないのにとりあえず飛び込んでしまう「いきなりワードプレスユーザー」が、非常にマイノリティであることがうかがえます。

 

本質を知らずに飛び込むユーザー

で、私はその「いきなり」でした

 

seesaaブログで誰も見ないブログを100日以上続けて投稿し、その流れ(どんな?)でワードプレスに手を出した。

 

“初心者向け”という字面をアホみたいに単純解釈し、じつはマニュアルを読むだけの実力も資格もないままぶち当たって粉々に砕け散ったという、かなり頭の悪い(要領の悪い)、ムダの多いユーザーです。

 

やる気はあっても、習得が遅くなるのは当然のこと

 

学校の勉強ができないヤツの一特徴

やる気はあるが習得が遅い人間は、言葉として表出するかどうかは別として、“愚痴”や“ボヤキ”、または”言い訳”が多くなる

 

ふつうはそんなネガティブな文脈を表に出すと、疎んじられます。

 

「あの人って、文句多いよね」

「聞いてると、こっちまで気持ちが下がる」

 

f:id:db469buncho:20210620135313j:plain

 

ただし、この【Cocoonマニュアル】に関して言えば、グチグチと書いてきたことがきっかけで、このマニュアルのターゲットユーザーの性質が理解できました。

 

そして、マニュアルへの関わり方も、なんとなくわかってきた。

 

学校の勉強はできないが、社会経験で身に付く”戦い方”もある

Cocoon(ワードプレス)マニュアルは上手く扱えないかもしれないが、以前ならともかく、今の私ならもう少し踏み込んで読みこなすことができそうだ。

 

もちろん、「はてなブログで収益化が期待できるようになり、そのおかげでモチベーションが上がった」などという理由ではありません。

 

グーグルアドセンスでお金が手に入るのは都市伝説である

 

もしもアフィリエイトは、はてなプロに切り替えた自分自身の成果(300円)を眺めるだけの絵画である

 

そんなふうに思っている私に、収益化によるモチベーションなどどう考えても湧きようがない。

 

そんなことではなく、私にはSimplicty2利用への苦戦で血を吐き、何人かの諭吉を失い(サーバ利用歴数年のため)、のたうちながら積んだワードプレス利用経験があるからです。

 

<結 論>

 Cocoonマニュアルは、成長のストーリーを描くキャンバスじゃない

 

仕事の引継ぎが、必ず「シーン1」から順番に説明してもらえるとは限らないのと同じ

 

なるほど。

だいたいわかってきたぞ。