わいひらさんの【Cocoonマニュアル】の習得進捗を記事化するつもりで書いてきましたが、『マニュアル』というものについて職場でよく揉めることもあり、ついつい話が別方向に広がってしまいました。
とにかく、お金を出して教育カリキュラムを買ったわけではない以上、マニュアルに関して「ねばならない」「こうあるべき」は、学ぶ側の主張として通るものではないというのが私の持論です。
また、マニュアルを用意する側についても問題が多い(私の職場も含め)。
合理的なオペレーションの追求を諦め、「仕事してますアピール」みたいにマニュアル作成に躍起になるな、と。
仕組作りに情熱を失った瞬間、マニュアル作成の能力もゼロになったと思え、と私は思う。
社会人の独習におけるマニュアル
「マニュアル」なんて書いてあるとつい、学生時代の”教科書”の感覚や、お金で買った教育カリキュラムを勝手に当てはめがちですが、それはいったん引っ込めましょう。
ネットに公開されたマニュアルを、勝手に学んでいるのは自分のほうです。
それを一方的に使わせてもらいたいのならば、作り手の感性とか性質、または状況を把握し、こちらが合わせなければ学習が進みません。
作り手の感覚を採り入れる
説明のポイントを最初に持ってくるか、後にしたがるか?
ビジュアル重視か論理重視か?
演出に凝るか、素っ気なく羅列するか?
様々なタイプがある中で、学び手はどうやってそれを見極めるか?
【1】重要情報はページの上に配置しているだろう
ネットで読まれる記事の特徴として、結論は出し惜しみせずに上に持ってくるべしというものがあります。
そして、ネットに関し著しく長けているわいひらさんのことですから、当然そうしているでしょう。
【2】ビジュアルの情報量の多さは「読まずに見る」
それから、文字列よりも画のほうが、はるかに情報量が多い。
そういうところは、「読もう」として左脳の言語野をつかうのではなく、右脳のイメージ処理としてプリンティングするように「見て」行けばよい。
たとえそこに文字列が並んでいても、読むのではなく写しとればよい。
となれば、ビジュアルは写し取り、論理を読む際の参考に使う。
【3】緩急の使い分け重視。余計な演出はしない
わいひらさんは自己満足ではやっていない。演出に凝ってムダな羅列をするようなことは避けていそうだ。
すると、大量にあるマニュアルコンテンツですが、見るべきポイントは相当に絞られる。
まとめ
【Cocoonマニュアル】は、「装飾無し、説明は最小限、重点ポイントを断片的に」という特徴がありそうなことが、うっすら想像できてきました。
時間無し、体力無し、気力無し、ついでに資力も無い擦り減った社会人としては、「教育マニュアル」じゃなくて取っつきにくい点が、そのまま利点に化ける。
さいごに、何より重要なことは『上の仮説が違っていたら、即座に改める』ことです。
私は学習することにかけてはアホなのでプライドが無い。
仮説が間違っていたら、アホだから仕方ないとすぐ修正する。
このスタイルで行きましょう。
(今回もまた学習自体は進んでいないですが、次回から進めます)