【感情会計】善意と悪意のバランスシート

善と悪の差し引き感情=幸福度

【Cocoonマニュアル】管理画面設定を攻略する⑤~マニュアルにすがる管理者と構造改革する管理者

自分で忘れかけていたので、もう一度このシリーズの記事を書いているコンセプトを記載しておきます。

 

日々の仕事で疲れている社会人が、一日の終りでやせ細ったリソース(体力、気力、時間)の条件下で、それをなんとか配分しながら学習を進めていく過程を記しています。

 

かつ、私は学校の勉強ができないタチです。

 

つまり「デキの悪いくたびれたオジサンが、学生時代さながらに集中力を欠いたときに特化し、その思考過程を記す」という、世の秀才たちに見下されそうな姿を晒すものです。

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だからたぶん、Cocoon習得の参考にはならないと思いますので、ただの読み物として御覧ください

 

今回は一応、わいひらさんの【Cocoonマニュアル】の『管理画面設定』の第5項目から見ていきます。

 

①投稿一覧のカラム表示を切り替える

②投稿・固定ページにメモを残す

③不要なウィジェットを非表示にする

④不要なウィジェットエリアを非表示にする

⑤ブロックエディター(Gutenberg)をより使いやすくする

⑥ブロックエディターの対応状況

⑦旧ビジュアルエディターを利用する方法

⑧インライン拡張スタイルツールボタンの表示切替

⑨ショートコードツールボタンが表示切替

※〇内の数字は便宜上つけています。わいひらさんのサイトでは番号は付与されていません 

 

 

ブロックエディター(Gutenberg)をより使いやすくする

 

リンク先記事のタイトル「ブロックエディター(Gutenberg)でCocoon用ブロックを利用する方法」

  

wp-cocoon.com

 

ワードプレスではバージョン5から採用されているブロックエディターだけれども、私のようなワープロスタイルに慣れ親しんだオールドエコノミー派には使いづらい。


とはいえ、バージョンが上がったのはわりと最近のことです。

扱いに慣れていないのは、私だけではない。

 

私同様、ページのレイアウトは「改行」とか「ブランク行」を使って手作業で作りたいユーザーは多いらしく、そういった人たちのために、バージョンアップ前のように使える機能が用意されているようです。

 

ということで、ページの最初に旧エディターを使う方法のリンクが張られています。

こんなリンクです⇩⇩⇩

wp-cocoon.com


ちなみに私は【Cocoon】の前身である[Simplictiy2]では、旧エディターが使えるようにプラグインをインストールしています。

 

煩わしいマニュアル改定を無用にする構造改革

しかしこのリンク先のページ、取り消し線のついた見え消しの文章が多い。

(再掲します)

wp-cocoon.com

 

ようするに、わいひらさんがトレンドに対応して随時修正更新をしている様子が仄見えます。


ざっと内容を見ると、しばらく前まではCocoon側でワードプレスのブロックエディターに対応するためのひと手間が必要だったようで、その説明が書かれています。

 

しかし、どうやらその点が解消されたらしい。


テーマの改修により、これから初めてCocoonを使うユーザーには「ブロックにするためのひと手間」は無用となったようです。

 

”マニュアルの改定”に手間を取り続けるよりも、『システム仕様のほうを改定してしまう』というのは、非常に画期的な考えだと思います。

 

目まぐるしい現場で使われるマニュアルは ”鮮度” が命

 ここでちょっと、一般の会社における職場内の問題に話を移します。

管理者が「マニュアル作り」に対してどんなスタンスを取るかという点です。

 

そもそもマニュアルにすること自体に無理のある業務があるとする。

必然的に属人化が進み、管理者は統率が取りづらくてイライラしている。

 

その状況で管理者が末端の担当者に

「マニュアル作りに協力しろ! 新情報は即まとめて報告しろ!」

と尻を叩いているだけでは根本的に解決しません。

 

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次から次と何事かが起きる現場では、直前に自分が行なった対応内容を、第三者が見て理解できるレポートを作る間もなく、次の事態の解決に走り出さなくてはならない。

 

「ちょっとメモを取っとくぐらいできるだろう!」

などと、現場への理解度が低い管理者は言うかもしれない。

 

しかし、現場担当者の頭脳は、ある行動をとった瞬間に、すぐに次のイメージを描いてその対応準備の手動きに入っていることが多い。

 

”過去を形にする”ための行為を強いられるというのが、速やかなテンポで動く現場の一連動作を著しく阻害する実態が、万事自分のペースで動いている後方の管理者には、根本的に理解できない。

 

これが非常に、そして非情に多いのである。

 

「マニュアル改定」より『ルール変更』で鮮度の問題はなくなる

なぜかお金の流入元である「お客様」に近い位置で、「稼ぐ行為」に最も近い場所にいる現場員よりも、後方にいるスタッフのほうがなんとなくポジションが上という不文律がある。

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チーフクラスのベテランが、本社のペーペーに辞を低くして接するような場面が多い。

なんとなく社内に作られる、納得の行かないヒエラルキー・・

 

「マニュアル作りに協力しろ! 新情報は即まとめて報告しろ!」

という声は、言ってる人間は大したヤツじゃないけれど、ヒエラルキーの上の方から落とされるだけに『 g=9.8[m/s2] 』的な何かが加わって、ムダな重みと輝きを備えた災害として現場に降りかかる。

 

しかし、目まぐるしく動く現場では、ヘタに新情報を出せない。

「これはどういうことだ? これとこれは矛盾してるじゃないか!」

と因縁をつけられ、その都度作業の手を止めてまでその相手をしなければならなくなるからだ。

 

そもそも、そんな分析をやってる暇がないほど毎日立て込んでいるから、不確実性に対応するための先読みと、先手先手の身のこなしが必須になっているわけで、「どういうことだ?」などと疑問を持つくらいなら、オマエが前線に立って全弾喰らってみろと言いたい(と、知人が言っていたのですよ。知人がね (^_^;) )。

 

結局のところ報告できるのは「どうでもいいことを、気の抜けたタイミングで」という内容になり、それでは完全に鮮度が犠牲になります。

 

やはり、管理者自身が手を砕いて業務の立て方を直してしまうほうが、チームとしては遥かに効果的であるケースはよくあります。

 

Cocoonのブロックエディターに関しては、まさに、わいひらさんが手を砕いてCocoonの仕様のほうを改定してしまった。


私が経験してきた多くの職場との比較を思うと、このわいひらさんの働きは偉大です。