毎月たった百万円しかもらえないとのたまう国会議員に対し、世間の声が猛威を振るっているようです。
上場企業の社長は、1億円は「必ずもらう」とのこと。
「必ず」ということは、オーナー社長でも雇われ社長でも、とにかく上場企業の社長なら、毎月1億円は貰えるのでしょう。
私は、自分が勤めていた上場企業で経理をやっていたので知っていますが、会長も社長もそんなに貰ってなかったけどなぁ・・それどころか桁が違ってたぞ。どこと比べてんだ?
つまり、この人たちが「上場企業」と呼ぶときには相当な足切りがあって、一定規模以下の上場企業経営者なんかは、ものの数にも入ってないのだろうな。
語るに落ちたな。
それから、雇われ社長だったら、結果を出さないとクビだと思うが・・
日本国の経営陣に出資してるのは国民で、その国民の中に困窮者を激増させている今の政権は、会社を左前にさせた無能な雇われ経営陣なのだが、その辺はどうお考えなのだろうか。
浮世離れにもほどがあるな。
マリーアントワネットが「どうして私までケーキを食べなくてはならないの?」と文句を言っている光景が目に浮かぶ。
「こちとらケーキ(月々たったの100万円)なんて、とうてい食えねんだよ!」
というのが大半の国民の叫びなのだけれど、通じなさそう・・
国民感覚との乖離度合いがひどすぎて、この人たちには「国民」というのは概念でしかないのだなと思い知らされる。実質の伴わないきれいごと。まさにお題目だ。
北のほうでは、それと同じ類の感性の持ち主が独裁権を手にして、史上まれにみる大虐殺をやってるが、日本でも次の参院選で勝つと同国民に対して、やり口だけをソフトにして同じことをやってくるだろうと思えてならない。