これ面白いですね。
タイトルとサムネが。
京都大学・藤井教授の経世済民ニュースチャンネルですが、
マーケティングとして秀逸なのではと、思わず二やついてしまいました。
ターゲットは「太郎嫌い」かな?
それと「太郎怪しくね?」の人もターゲットだと思う。
「太郎好き」には効果が無い・・というか、効果があるように作っていない気がします(あくまでもタイトルとサムネの話ですが)。
山本太郎に対する様々な思いを持つ人に満遍なく訴えかけているかのようで、実はターゲットはかなり絞られていると思うのですが、皆さんどう思われますか?
タイトル(&サムネ)を見た瞬間、勝手にストーリーが湧いてくる出で立ちに、視聴者は関心を持つ
タイトルだけで、ターゲットの脳内に『物語』を発生させてしまうのが良いマーケティングだと言われます。
『物語』は記憶に残りやすい。
会社名や商品名だけを連呼するより効果的だとのことです。
高邁な機能(効能)説明よりも効き目があるといわれます。
記憶に残るので、自然と各人の生活の中に溶け込み、その人に最適な形での広告効果を高めてくれるのでしょう。
ありていに言えば「生活の一部になる」
『人に話したくなる物語』の生成元になるなら、なおよい。
「もっと知りたい(で、誰かに話したい。共感したい)」の拡散効果
誰かに持論を展開したくて、もっと詳しく知ろうとしたときに、何らかの変化が生じるのはよくあることです。
この動画のタイトルを見て、脳内に刺激の強いストーリーが湧いてしまうのは、圧倒的に「太郎嫌い」と「太郎怪しくね?」の人たちだと思う。
あと「大丈夫かな太郎」というやや肯定派の人で、かつ藤井教授のことを知っている人は、このタイトルを見て「どういうこと?」と思ってしまうのではないかと・・
動画自体も良かったです。
どんな意味で?
・・ご覧になってみてください。
「好き嫌い」が、なぜか ”感情論” でなくなってしまう、興味深い内容でした。