【感情会計】善意と悪意のバランスシート

善と悪の差し引き感情=幸福度

賃上げの財源は? それも国民持ちなの???

とある店で聞こえてきた会話

私とさほど変わらぬ中高年の女性

何やら文句を言っている

 

「できもしないことばっかり。理想ばかり語ってたって仕方ないじゃない。もっと『具体的にこうやる』とか、中身のあることを言わないと」

 

「自分に酔ってるみたいで、なんか宗教じみて、できもしないことをしゃべってて」

 

「撤廃とか、昨日も言ってたのよ」

 

そうか、太郎のことが嫌いな人か。

この世代の人には、ウケが良くなさそうだからな。

 

「だいたい、消費税撤廃なんかしたら、【財源】どうするってのよ?」

 

あ、もしかして、増税人間【ザイゲンガー】の影響を受けた人かな?

 

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「消費税撤廃じゃなくて、賃金上げるのが先だっていうの!」

 

これは面白い。そのあとが聞きたい。

 

「・・・」

 

アレ?

続きを聞かせて。

 

「・・・」

 

ン?

 

そこで終わった。

なるほど。

これはどうやら、ダウンロードした【ザイゲンガー】の演説か何かを、そのままアウトプットしているらしい。

 

私が聞きたかったのは『その賃上げの財源』だ。

 

それも国民に丸投げ?

じゃあ吸い上げてる税金は何?

政治家って、税金使ってなにしてるの? パパ活?

でも『パパ活』って、可愛く表現してゴマかしてる女サイドの言い方で、男側の言い方をすれば『買春』だよね?

 

・・いや、まあそれはいい(ちっとも良くないが)。

『賃上げの財源は?』と聞かれたら、おそらく「溜め込んでる内部留保」という答えが想定される。

 

しかし、ザイゲンガーが話す ”企業” というのは、自分たちと付き合うくらいデカくなった大企業だけを指していることは想像に難くない。

 

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私が勤めていた上場企業のトップは、一億なんてとてものこと。

一千万にも到底満たない百万円台の月収しかなかった。

 

「上場企業の社長は、月に一億は必ずもらう」という感覚がまかり通る議員たちの破綻論とか財源論なんて、およそあてにならない。

 

日本の事業者というのは、そのほとんどすべてが中小零細と個人事業だが、内部留保を取り崩して賃金に回せる余裕のあるところなど、いったいどれだけあるか?

 

そもそも需要が冷えていて業績向上も見込めず、設備投資もままならない。

そんななかでオーバーヘッド(間接費用)にどこまで資金をつぎ込めるか。

 

おまけに、海外調達価格が上がってしまったせいで、直接費用でのキャッシュアウトがかさむようになってしまったが、市場競争の中でそう簡単に価格転嫁もできない。

 

わずかに留保があっても、それは ”事業の維持(つまりは雇用の維持)” のために残しておかなければならない。

そして、その留保すらない事業者だってたくさんいるだろう。

なにせ赤字企業の割合は半分以上なのだから。

 

「それは経営の仕方が悪いからだ」

 

そううそぶいて、経営の仕方にすべての責任を押し付ける人間も多い。

 

本当は、経済環境の作り方のほうが問題だったと思うが、百歩譲って経営手腕のせいだとしても、賃上げに体力を使い切って倒産したら、今度は失業者が大量発生するがそれでいいの?

 

『賃上げ』の前に【可処分所得の底上げ】が必須だろう。

個人消費を上向かせて需要を喚起しないと、業績に跳ね返らない。

業績が跳ねないと、賃金の上げようがない。

 

「消費税を撤廃なんてしたら社会保障はメチャクチャに、経済も止まって日本は沈没する」なんて、よくもまあ言えたものだ・・

 

山本太郎の演説は宗教じみているという冒頭の婦人の言葉は、与党議員にも充分に当てはまるのだが。。

 

もしも「消費税うんぬんよりも、まず賃上げが先だ」というなら、その財源についても語るのが議員の義務だと思う。