【感情会計】善意と悪意のバランスシート

善と悪の差し引き感情=幸福度

優れたスタッフに「広告塔加算金」を

AOKIのヘビーユーザーの私にとって、五輪の事件はかなりの迷惑行為です。

 

これまで、欲しい商品がドンピシャで置いていない場合でも、使いこなし方を工夫しながら、それでもAOKIで買い物してきましたが、その努力の気持ちが失せてしまった。

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24時間365日、客の心に働きかけ続ける現場スタッフ

以前、行きつけの店舗に優秀な社員さんが居て、私にとってその方がファッションアドバイザーでした。

 

カジュアルウェアを上から下まで一式お願いすることも多々あったし、オーダースーツを作ったときの担当もその方でした。

残念ながら、少し遠方の店舗に移られ、私の行きつけだった店舗も今は無い。

 

それでも「AOKI」の象徴はその方であり、在籍店舗には中々行けないにしても、近隣のお店を利用することで、リピーターとしては底が固い客ではありました。

 

多少不便になった程度で、私のAOKIへの信頼は変わらず、それは利用度合いに表れていました。

 

blog.dbmschool.net

 

ということは、AOKIにとっては、末端の1スタッフの存在が、固定客の獲得と維持のための広告塔として機能していた。

 

こういうことは、巷によくあると思います。

「あの人が居るから、あのお店(会社)を利用しよう」という購買行動に至ることが・・

 

「モノを売る行為」「広告塔」の邪魔をする経営陣

AOKIの場合、経営陣が現場の頑張りを台無しにしてしまった。

 

末端で働く、広告塔として得難いスタッフの働きによって得られていた社の信頼を、遥かに高い報酬をとる連中が台無しにした。

 

「ワシの働きは末端の社員なんかよりずっとデカいのだ」と、高額な役員報酬をもらっておきながら、肝心カナメの企業価値を下げる・・

 

経営成績が落ちているなら、経営陣は「売っているスタッフ」に学べ

心に残る良いスタッフは、客に対して24時間365日、絶え間なく広告宣伝をし続けてくれていて、それで店舗経営も社の業績も成り立っているという一面は、誰も否定できないと思います。

 

むろん、そうでないスタッフも居て、とびぬけて優れたスタッフの数は、そんなに多くないかもしれません。

 

ならば一層、長い固定客を持つスタッフには、それに報いてあげたら?と思う。

そして、ただ役職に就けるのではなく「なぜ評判が良いのか」を徹底分析する。

「よく買ってくれる客」は、調べればすぐわかるのだから、『どうして継続してくださっているのですか? ○○(スタッフ名)を信頼してくださる理由は?』と、個別にアンケートをとるのはそう難しいことじゃない。

 

こちらも、本人と面と向かっては言いづらい誉め言葉を、第三者に向けて吐露したい気持ちもある。

 

やはり、広告塔の役割を果たしてくれている当該スタッフには、その分の報酬と、ノウハウ提供の報酬をきっちり支払うべき。

 

だって、モノを売ったり、サービスを利用してもらう商売でしょう。競合が多い中、底が固い客を確保する腕前は、十分評価に値するでしょ? 違うかな?

ir.aoki-hd.co.jp

 

ケチケチせず……そう、現場に対してケチケチせず……そう、これまでの報酬体系をただ踏襲するのではなく、汚職のために適用したくらいの大胆な見返りを、自分とこのスタッフにこそ施すべきでは?

 

役員報酬と、よーく見比べてね。

繰り返すけれど、” モノを作って売る商売 ”、  " サービスを使ってもらう商売 " でしょ?

 

「安い物をチマチマ売ってるだけの連中じゃないか」とでも思ってるんですかねぇ?

 

【皮肉】AOKIの新商品?

政治家だの ” みなし公務員 ” というのは、「御社の商品」を気に入って特別に目をかけてくれるのかな?

 

ひょっとして御社では "日本銀行券 " も作っていて、その出来の良さが評価されたのかな?

 

今回の件、絶対に「現場のスタッフ」に罪はない。

 

ついでに言いますが、KADOKAWAの作品を作った作家やクリエイターにも、今回の件で罪はないでしょう。

 

私は、角川書店の作品で好きなものがタンマリあります。

しかし、これも経営陣のせいでイメージが悪くなってしまう。

24時間365日規模で、企業の価値を下げてしまった。

本当に大迷惑だ。

 

それから、札幌五輪?

犯罪者メーカーみたいなものだろう。絶対招致するな!