【感情会計】善意と悪意のバランスシート

善と悪の差し引き感情=幸福度

自家製ヨーグルトの「種」に使う市販ヨーグルトはどの銘柄がおすすめ?

KAMOSICO(カモシコ/醸壺)を使ってヨーグルトを作っている人をネットで探すと、たくさんの情報を目にすることができます。


「種ヨーグルトに何を使っているか」を気にしながら追っていくと、一番目につくのは『R−1ヨーグルト』です。

 

理由はわかりませんが、R−1を使う気持ちはわかる。
なぜなんでしょう?

 

 

デザインの勝利?・・たしかに、売場であの赤いパッケージは目立つ

私も、最初にR−1を使いました。

 

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LG21とR−1を買って食べ比べてみて、「こっちが合うかな」と選んだのですが、実際LG21はどうなのでしょう?

 

試してはみたいのですが、材料と器具の都合上、タップリの量になってしまうので、R−1や後述するソフールの牙城を崩すのは難しい状況になっています。

 

その後、豆乳/牛乳、キビ糖/てんさい糖と素材の試行錯誤を繰り返し、てんさい糖の分量も30グラムから徐々に増やして味見をした末、最も良い材料と配合にたどり着いたときのヨーグルトも『R−1』

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安定した土台の上なら、応用は自在

「明治おいしい牛乳」「てんさい糖(70グラム)」そして「R−1」
これが『三種の神器』といってよいでしょう。

 

この組み合わせで出来上がったヨーグルトは、いい感じのとろみと手応えのある酸味で、70グラムも投入している割に、てんさい糖の自己主張は決して強くなく、「甘味の底上げ」程度の良い仕事をしてくれます。

 

てんさい糖自体が、キビ糖などと比べるとふんわりしたソフトな甘味なので、ヨーグルトに使うときには最も適していました。

 

ヨーグルトには『てんさい糖』

てんさい糖は白砂糖と比べてミネラル分が豊富です。

それにオリゴ糖も含まれているため、腸内環境改善効果のあるヨーグルトを、そちらの意味でも手助けしてくれます。いぶし銀な、頼れるヤツです。

てんさい糖特集ページ | ビオクラ | BIOKURA

 

アマニ油の「苦味」も取り込んで『美味』に変える

R−1を種に作ったこのヨーグルトは、「酸味」と「とろみ」をベースにした「適度な甘味」のバランスが取れているため、ここに「苦味」を加えたときの味わいも抜群です。

 

私の場合、母がこれにアマニ油をかけたら美味しかったとリポートしてくれたので早速試したところ、たしかに絶妙な味に。。

 

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これだと、むしろ苦味の強いアマニ油のほうが合う。

 

「苦いから使いづらい」と敬遠する人の多い、リグナン高配合のアマニ油を垂らしてみると、オレンジピールソースをかけたものを食べているのと似た味わいになる。

 

より健康効果の高いリグナン高配合のアマニ油を、苦味に躊躇せずタップリ摂取できる「R−1を種に作ったヨーグルト」は、非常にパフォーマンスの高いグッジョブな嗜好品と言えるでしょう。

 

私の母も、これを食べているときとそうでないときでは、便通がまるで違うと言います。


R−1ユーザーが目立つのは、こうした良さを実感した人が多いからなのではないかと思えます。

 

柔らかで優しい『甘味』を好む方へ

しかし、「のむヨーグルト」が好きだった私自身は、実はR−1使用のストロングタイプな味よりも、もっと甘いのが好き。

 

R−1でせっせと作るヨーグルトはあくまでも ”実家用” で、自分専用のものは、違う種ヨーグルトを使っています。

 

意外と『ソフール』も負けてない

自然で豊かな甘味を求める私がチョイスしたのは「ソフール」
ヤクルトの製品です。

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今回の記事に書いていることは、概ね⇧上の記事でもふれていますが、ソフールはゼラチンが含まれているのが特徴で、カップを逆さまに持ち、端の方にスプーンを入れてやると、プッチンプリンよろしく「ボテンッ」とヨーグルト容器に落下します。

 

牛乳とてんさい糖を入れて混ぜるときも、最初はR−1より「崩す」動きが必要になりますが、かき混ぜる量はR−1と変わらない印象です。

 

ここでもてんさい糖は良い働きをする

出来上がったヨーグルトは、酸味の主張がほぼ無い、柔らかで口当たりの良い甘味。
でもやっぱり控えめで甘すぎない点は、『いぶし銀・てんさい糖』の面目躍如といったところでしょう。

 

ちなみに、砂糖を和三盆に変えてみたこともありますが、ヨーグルトの材料としての和三盆は個性が消えてしまい、味覚的にあまり映えないこともあってやめました。

 

やはりこの局面でのベストメンバーはてんさい糖でしょう。


もうかなり前からソフールヨーグルトにハマっている私。

 

大幅に増量してゼラチンの働きが弱まっているせいか、崩した周囲が液状化しやすいのが特徴ですが、もともと「のむヨーグルト」が好きな私にとっては、むしろそのほうが好みに合う。

 

どちらかというと酸味が苦手な私は、「のむヨーグルト」でも「ちょっと酸味がうるさいな」と思うほどだったので、この形で『理想の飲むヨーグルト』に出会えた感じです。

 

【今後の予定1】「酸味のR−1」と「甘味のソフール」を混ぜて使用したら・・

今、もう一つ考えているのが「R−1とソフールを同時に入れて作ると、どんなヨーグルトになるだろう?」ということです。

 

「明治おいしい牛乳」は900mlなので、1リットル牛乳を使うのと比較すれば、もともと100ml分だけ容量に余裕を残しています。

 

種ヨーグルトがワンカップ増えたとしても、容器には収まると思う。
これはやってみる価値はありそう。

【今後の予定2】ソフール2個投入による「ゼラチン効果」の検証

いや、その前に『同じ種ヨーグルトを2つ』はどうか?

 

R−1だと大差ない気がしますが、ソフールの場合、2つ使えばそれだけ全体に占めるゼラチン量が増えるので、出来上がったヨーグルトの液状化が緩やかになるのでは?

 

私の【ヨーグルト追求の道】は、まだまだ続きそうです。