私はテレビを見ないし、そもそも持っていないのでわかりませんが、毎年この時期には相変わらず膨大なスギの花粉が飛ぶ映像を放映しているのでしょうか。
主に気象情報と製薬会社のCMが該当すると思いますが、あの刷り込み映像によって発症が早まったり、症状がより重くなる人はいると思っています。
花粉よりも先に、あれを見ることをブロックしたほうが、むしろ症状は軽減しそう・・
「花粉症」という言葉がない頃からのベテラン
私は、まだ花粉症という言葉がない頃からアレルギー性鼻炎に苦しんでいました。
当時は風邪をひいたと思い込んでいたので、体育や部活を休んだりしていましたが、夜もまともに眠れないほどだったので、たしかに激しい運動は避けるのが正解だった気もします。
こちらのサイトから引用しますが、たしかにそのとおりだなと思います。
花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎は仕事、家事の効率の低下を招くだけでなく、学力、記憶力の低下が指摘されています。
このページでは「症状の軽減、生活の質(QOL)の大幅な改善」という文言も使われており、花粉症の治療を勧めています。
しかし私の個人的感想としては、あのテレビ映像が余計なイメージを先行させてムダな重症化を招いているので、治療以前にあれを見ることをやめることが先決な気がします。
30歳で花粉のメッカへ行った時から症状が改善
実は、私は30歳ごろから花粉症の症状が格段に軽減しています。
当時の人事異動により、スギで有名な地方で仕事をすることになり、しかも春先に移動したため、知人からは「死ぬんじゃない?」と冗談を言われたほどです。
ですが実際には、杉のメッカとも言うべき地で、私の花粉症はめざましいほど軽減しました。
一応、アレルギー検査もしました。
スギもヒノキもしっかりとアレルギー反応が出ていたので、身体に影響していることは間違いないというのに、激しくスギ花粉が舞う彼の地で、なぜ症状が改善したか?
まず第一に、東京よりはるかに空気がきれいだということが挙げられます。
そして第二に、テレビはほとんど見なくなり、徹底的なラジオ派へ変貌した。
あの映像を見ることはパッタリと無くなりました。
結局なんだかんだ言って、汚れた空気が身体に影響するのは間違いないと思う。
空気の問題が、東京住まいしている頃と比較して段違いに改善され、そこに、繰り返し見せられていたあのしつこい不快映像による負のイメージ療法が取り払われた。
ここで、少年時代から続いていたパターンが破壊され、体質が変わったように感じられます。
食生活を変えてから約10年は薬も不要
その後また東京に戻りましたが、以前ほどの激しい症状は出ず、その後食生活をガラリと改善してから約10年は薬も一切飲んでいませんが、別段悪化もしません。
たしかに普段出ないくしゃみが出たり、少し目がかゆかったりもするけれど、それは外から帰って30分程度しか継続せず、その後はほぼ症状ゼロの状態で過ごせます。
外へはマスクして出れば、特別ひどい状態にはならない。
今年は一段と飛散がひどいように言われていますが、どうなのでしょう?
私の場合、毎年たまりかねて耳鼻科へ行っていたのはたいてい2月頃ですので、そのタイミングは過ぎています。
このまま例年どおりに花粉シーズンが終わってくれればよいのですが・・
いずれにしても、症状のキツい方、とりあえずテレビ見るのやめてみませんか?
データならともかく、あの花粉の飛び散る映像は大いに問題アリなのではないかと思っています。