「朱に交われば赤くなる」とは言いますが・・
付き合う友達が良くありませんよ、総理
財務省とか経団連とか。友達の選び方が悪すぎます。
言うことを聞いていると経済や財政が分かった気になりそうな連中だから、そっちに毒されると国民や野党がいうことが全部間違いに聞こえるのかな。
それから米国は日本じゃないってことに、そろそろ気づいたらどうかと・・
あそこは日本じゃありませんよ。(そのこと理解してるのだろうか?)
サイコなママ友の言うがままにして、自分の子を死なせた母親のニュースがあったけど、正にあれとオーバーラップしてるんですけど
とまあ、率直な印象でした。
官僚の感性に政治家が毒されたら、その政治家には存在する意味がない
それはそうと、この言い草は怖い
一般人には理解できない領域で物事を捉えていそうで・・
そんな「普通の人なら考えそうにない文脈」のことも、一応想定しておこうかな
「首相は会見で経済対策を「2種類用意した」と述べ」
2種類とは何か?
第1段階として、年内から年明けにかけて住民税非課税世帯に7万円を給付する
第2段階は「来春から来夏にかけて取り組む本格的な所得向上対策」
「【国民側】には二重に恩恵を与えただろ!」という認識?
もしかして彼は、国民というものは【1体の生物】だと思ってるのでは?
だから「用意した2種類」が「コイツに対して二重に恩恵を与えた」という認識なのではないだろうか?
たとえば私は ”第一段階” では何の恩恵も受けない。
それどころか、本来はゆったり過ごしたい年末年始だというのに、自分の番が回ってこない不全感(回ってきたところで実感も湧かないが)を抱きつつ、ひたすらイラつきそうだ。
しかし、彼はそれでも「国民はみな等しく有り難い気持ちで年を越す」というソロバンをはじいていそうな・・
そんな気がしませんか、みなさん?
多数の人が呆れてしまうくらいスローモーな「第2段階は来春から来夏にかけて」というスケジュールですが、あろうことか彼にとっては、【1体の生き物】は年末から続く ”幸福感の持続期間” を満喫しているハズ、と考えているのかもしれない。
『奴らは年内の給付から来夏までにわたり、ずっと恩恵を感じ続ける』というシナリオが組まれ、そのバラ色の筋書きの大トリで解散総選挙。
当然、大いに勝利するので、その勢いで総裁選→再選という想いを描いているのでは?
「イヤイヤ、そんな馬鹿なことは、さすがに考えていないだろう」
と、一般人は思うでしょう。
しかし、忘れてはなりません。
物価高と、上がらぬ収入で国民が「飯が食えなくなってきた」と青ざめる中、これ見よがしに自分の給与を増額するような、考えられぬ仕打ちをするわけで・・
「それだけの恩恵を与えた」という手ごたえを自覚しているからではないでしょうか。
お花畑的メルヘンを思い描きつつ、それを【現実的展開】と思いこむことくらい、朝飯前にやってのける気がしてなりません。
官僚の感覚をそのまま受け入れるから「なぜ支持率が下がるんだ?」がまかり通る
「なぜ支持率が下がるんだ?」という、ほとんど煽りと言って差し支えないあの疑問の声は、ガチでそう思っているのだとすれば、やはり ”第一段階で恩恵を受ける国民” と “第二段階で恩恵を受ける国民” は「どっちも国民だから二重にありがたいハズだ」と固く信じているとしか思えないのです。
数式の世界ですね。完全に官僚の発想。
起案文書や概算要求の文面にありがちな「これで決済が通れば良し」の精神に満ち溢れ、実施現場のことは霧の向こうに霞んでいるあの感覚か・・
本来、官僚の言葉は聞きつつ ”現実感覚” で割り引いて考えるべき政治家。
彼らがいかに頭を使っていないかということの表れですかねぇ・・