足りない基礎年金財源に、なぜか厚生年金が充当される不可思議な議論が進んでいるという。
この人たちは「保険」というものを理解できないのだろうか?
グリーンピアのケースで分かるように、そもそも資金運用能力が無い人間に大金を持たせてはいけない。
しかし、なぜ「厚生年金」なのか?
それ以前に充当すべき財源があるはずだ。
旧国家公務員共済年金こそ、いの一番に基礎年金の糧にすべきだ。
これは現在厚生年金にガッチャンコされているというが、個別に把握が可能なので、誰がいくら積み立てているかはすでに把握されている。
それから、「年金払い退職給付」の積立額。
これも公務員に適用されている積立金だ。平成27年10月から始まっているらしい。
https://www.kkr.or.jp/nenkin/pdf/q_and_a-jukyusha-H26.10.pdf
何の関係もない一般サラリーマンの積立金に手を付ける前に、それを主張する公務員自身がまず身銭を切れと言いたくなる。
ちなみに国家公務員共済年金には、私が積み立てた分が含まれている。
積立期間は十数年にわたるので、仮にここから基礎年金財源に充当されるとそれなりに痛手なはずだが、同じ合庁五号館で勤務した縁もあり、そこには目をつぶろう。
厚労省の連中は、無関係な一般国民のサイフに手を付ける前に、まずは自分が痛い目見ろよと言いたい。付き合うからさ・・