基本ノンポリなので長くなるとまとまらなくなるため、サラッと行きましょう。
本日見たニュース記事
「自民・松山参院幹事長 ガソリン暫定税率の早期廃止を主張 「国民生活は非常に厳しい」 産経新聞
案の定ネットの意見は「今さら感」とか「なるほど、”参院”の幹事長、ね」とか「選挙が厳しいと見たためのあからさまなパフォーマンス」などなど早速集中砲火の様相を呈しています。
「ガソリン」といったら国民民主党の独壇場
いつもならこんなやり口も、いわゆる「ガス抜き」の効果を発し、いちおう国民の頭を撫でておいて選挙に突入し、当選すれば「寄り添った発言」など無かったことにできるのだろうけれど、今はちょっと状況が違う。
少なくともガス抜きパフォーマンスに「国民の生活が楽になる」ようなお題目は使わないほうが良い。
自分ではガス抜き効果だと思っているだろうが、それは国民民主党へのご奉仕に他ならない。
特に『暫定税率廃止』なんて最大の鬼門だということに、この人は気づかないのだろうか?
何度も自民党に裏切られながらもガソリン税に関する斬り込み姿勢を崩さずに長いこと頑張ってきた、いわば年季の入った『元祖』がいる以上、何を言っても二番煎じ以下でしかないでしょう。
「地域一番店」を応援してしまう競合店
ランチェスター戦略の理論で言えば、地域一番店のポジションを取られたら、そこで強者の戦略が活かせるのはナンバーワンしかいない。
与党顔してメディア発信をやればやるほど国民民主を利する行為にしか思えません。
特に選挙なんて「地域」が戦場になる以上、各地域における認識として、「ガソリン」だとか「手取り」に関する地域一番店は国民民主だというケースが多いだろうから、旧態依然としたガス抜きは自分自身のみならず、仲間たちを巻き込んだ自爆行為に思えて、何やら滑稽な感じがして仕方がないです。