近所にある少し大きめの工務店
ずっと壁に貼り続けていた自民党のポスターが、しばらく前から貼られなくなりました。おかげで街の景観が格段に良くなりました。
特に大嫌いな議員のポスターが貼られていた時期はわざわざルートを変え、その会社の前を通る道を避けていたほどだったので、「本当にいい風景になったな」とひとりごちています。
改心したのか、あるいは「将来世代にツケを回してはいけない」の『ツケ』が自民党のことだと理解したのかわかりませんが、一企業が自民党に対する姿勢を ”ポスター非掲示” の形で示してくれたのは、その本心はどうであれ、私にとってはとにかく街の美化につながるので心が晴れ晴れする・・
「美化された時期」の考証
・・と、それはいいのですが、ちょっと気になったのは「ポスターが貼られなくなった時期」です。
なんと、もっともポスター掲示が重視されるであろう都議選の最中でした。
当然その時に貼られていたのは候補者のものです。
あと数日後に投開票日というタイミングなわけです。
普通は剥がさないでしょう、こんな大事なときに。
候補者がなにかやらかしたか?
しかし、裏金都議会自民党を構成する裏金メンバーの一人であったことは既に知られていて、支持者ならそんなことはとっくに織り込み済みだろうから、それが原因とは到底思えない。
それ以外にはこれといって候補者に関するやらかしは報道されていなかったはず。
なぜ開票まで数日のところで・・と考えましたが、実際のところ考えるまでもなく、都議選の候補者じゃなく党のトップたちが連日、不祥事レベルの発言を繰り返している。
まともな神経の持ち主で、自分の頭でものを考えられる人間なら見放すのが普通だと思う。
「どちらか」と「どちらも」
①都議選まで数日のタイミングで、自社貼りしている支持政党候補者のポスターを、普通は剥がさない。
②都議選の最中にも国民感情の逆撫で発言を連発するトップの姿を見たら、普通は見放す。
どちらかの【普通】を選択しなければならない中で「①を選ばなかった」ということかもしれません。だとしたらこれは大きな意味があるな、と。。
ちなみに私は①減税②給付の「どちらか」なんていう選択をさせる囲い込みには乗らない。
どっちもやればいいに決まっている。
減税開始までの買い控えを警戒するなら、新体制の前日までが有効期限のチケットを給付すれば済む話だからであり、「どちらかを選ぶのが唯一の答え」みたいな誘導には絶対に乗らない。