本当にあった電話世論調査
昨夜、我が家に参院選の投票行動に関する調査の電話がかかってきました。
まあ、思うままを答えたわけですが、もちろん「自公に投票する」などという選択肢は私の脳裏に無い。
私は自民を支持すると答える人が多くなり始める50代の層に入りますが、はっきり言ってそう思う理由が全く分からない。
中抜きのおこぼれが本格的に得られ始める層がこのあたりなのでしょうか。
我が家は90歳の母でさえ自民党が大嫌い。
もちろん今度の選挙にも行くそうです。

「郵政民営化」みたいなわかり易い構図が自民党にとどめを刺すか?
さて、今日のネット記事でちょっとおもしろかったのがコレです。
長い記事ですが、私が惹かれたのはこの一文。
今度の参院選も争点がはっきりしていないから、焦点は自民・公明の与党が過半数を割るかどうか、という話になってくる。そうすると、国民は「だったら、過半数を割らせるか」という方向に動く可能性は高いです。
参政党が、日本人を一番に考える方針を掲げて排外主義だと指弾されていますが、自民党がここに目を付けて『争点』とすることは難しいでしょう。
なにせ自分たちの痛点の代表的なひとつが ”外国人優遇” にある以上、公開の場で参政党とやり合ったらダメージを喰らうのは自分たちのほうです。

また、消費減税もまた自民党にとっては『争点』にはしたくないでしょう。
財務省が用意した見苦しい言い訳を並べれば並べるほど自民党へのヘイトが高まることが目に見えている。
そう考えると争点らしきものの ”目玉” がない.
手をつかねている間に、「自公が過半数割れするか否か」がどんどんクローズアップされてくる。
「有名な悪党」が悪目立ちする逆効果
上の記事ではさらにこうも言っています。
いま自民党執行部は、盛んに危機感を煽っているでしょう。その戦術は、僕は絶対に逆効果だと思っています。「だったらやってしまえ」「やっつけてやれ」となるから。
「悪目立ちすれば、誰にも知られていない時よりも票が入る可能性が高まる」というのが【悪名は無名に勝る】の効能ですが、今の自民党はこれとは正反対。
足掻けば足搔くほど票が逃げる。
それならば大人しく何もせずにいるのが最良の策かもしれない。
されど、収入の無くなった貧乏人が慌てふためいて実入りのあてを探すことを止められない(私自身が経験したことです)のと同じく、自民党の輩(特に改選議員)は「悪目立ち」の轍を踏む衝動を止めることができない。
胸のすくような悪循環。
このまま見守っていきたい。







