感情会計-善意と悪意のバランスシート

財務諸表から逆算で人心を読むテクニック

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『井上靖「夏草冬濤(なつぐさふゆなみ)」の味』

食風景の気に入ったシーンの簡単な感想を書いていきます。


夏草冬濤(上)【電子書籍】[ 井上靖 ]

 

2学期の初日、中学3年生の洪作少年の朝食メニュー みそ汁と漬け物です。

生卵がつく日とつかない日があるそうなのですが、この朝はお休みだったようです。

 

時間が無いので大急ぎでご飯を一杯食べ、給仕してくれる叔母からはおかわりのもう一杯を勧められますが、断って家を飛び出しています。

 

時間があれば、2杯食べるのはごく当然な雰囲気がそこはかとなく漂います。

 

洪作少年は大正15年3月に旧制中学を卒業していますから、3年生のこの日は大正12年のはずです。

 

大正時代の一般家庭の中学生の朝食とは、きっとこのような内容が多かったのでしょうか。

 

完全なる和食。

これだったらトランス脂肪酸を気にする必要はなさそうです。