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下町ロケットの忍成修吾さんの演技がまた見たい(3)

以前の記事『ドラマ「下町ロケット」2作品は、『優しくないほう』が好き』で書きましたが、この「下町ロケット」のドラマはキャストの違いにより2種類あります。
db469buncho.hatenablog.com

 

最初の作品は三上博史さんが主演で、後発で「ガウディ編」などの継続作品が作られた阿部寛さん主演のものがありますが、このうち「ロケット編」だけが重複しています。

 

ロケット編は三上版で放映済みなのですが、これから始まる阿部版にロケット編が無いと、帝国重工との関係がつながらなくなる。

 

ガウディ編をお茶の間に届けるには、ロケット編をお見せしなければならない。

イナズマンを登場させるには、必ずサナギマンをお見せしなければならない。

 

やはり、順序というものがあります。

 

とはいえ、ロケット編だけで1クール放映できたほどの重厚さを持つのが下町ロケットという作品です。

ガウディ編だって、それだけで1クールのドラマになり得るはず。

 

しかし、阿部版においては1クールでロケット編とガウディ編を終わらせなければならないため、時間をかけてじっくり制作することは……というより、製作はじっくりで良いとしても、放映したときに、視聴者には一つひとつのシーンを素早く理解してもらわないと、既定の尺では表現がしきれない。

 

尻切れトンボで終わったら、原作の読者も、三上版視聴経験者も、そしてスポンサーも局のお偉いさんも納得しない。

 

ドラマ制作陣にとって難しいことのひとつに、この作品には特許、技術、法律、利害など元々難解な要素が山積みで、スピード展開するとそれがモロに露呈するリスクというものがあったと思います。