感情会計-善意と悪意のバランスシート

財務諸表から逆算で人心を読むテクニック

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(33)〜柘植久慶【逆撃】シリーズから『武田家3部作』

周到な作戦が完成していれば、成功の確率は高くなる。

「物事は段取りが8分だ」なんていう言葉もよく聞かれますから、やはり準備が大切なのでしょう。

 

でもその一方「兵は拙速を尊ぶ」なんて逆の鉄則も存在するので「いったいどっちなんだ!」と言いたいこともあるでしょう。

 

主人公・御厨太郎は、平時から指揮官としての知識習得や情報収集、そして発想力と身体の鍛錬といった『周到な作戦の元ダネ』をしこたま備えています。

 

これは、作者である柘植久慶さんの別著【指揮官の人心統率術 戦場からビジネスまで】を読むとわかりますが、柘植さん自身の在り方をモチーフとして作られた人柄であるようです。

 


指揮官の人心統率術―戦場からビジネスまで (中公文庫)

 

 

そこから考えていくと、御厨は平時に「段取り8分」を行っておき、作戦の実行段階では残り2分の実施に特化するため、常に変化する状況への機転が利き「拙速を尊ぶ」という言葉さながらの展開に対応しているようです。