自民党参議院議員が、今さらながら政倫審を希望していることについて
個人的には「釈明なんてしなくてよいのに」と思っている。
野党には是非ともこう言ってもらいたい。
「政倫審の開催は拒否します。前回みたいな内容になってしまうようでは、よりいっそう国民の不信をかうことになるので、自民党の潔白を証明するためには証人喚問で釈明を聞くことを提案します」
当然自民党はそれを嫌う。
ナアナアの政倫審を希望しているから。
というより、来年の参院選で党からの公認をもらうために政倫審開催を持ちかけているだけなので、証人喚問なんてとんでもない話だ。
「そうですか。しかしそれだとこちらも自民党の提案を受け入れるのに、野党内協議でかなり時間がかかりますね」
そんな前進しないやり取りの間に参院選が迫ってくると、連中は気が気ではなくなる。
もはや「非公開を希望」とか言ってる余裕はなくなる。
ゆえに、無理に「公開せよ」なんて言わずに、あくまでも自民党を思いやる感じで「政倫審では国民が納得してくれませんよ」と言い、代案で証人喚問をお勧めすると、あちらがしびれを切らして「是非とも公開で」と懇願してくるだろうことを予見した対応を、野党にはお願いしたい。