【感情会計】善意と悪意のバランスシート

善と悪の差し引き感情=幸福度

Ⓑビジネス現場に積もる感情

「優秀な人材」がついていけない『平時』⇒『戦時』のシフトチェンジ

「だから平時の政治家はこういう時に役に立たないんだ」と、現総理がよく揶揄されています。 たしかに、多くの方が言われるように『平時』と『有事(戦時)』の際には、求められる能力がまったく違うのではないかと思われます。 褒めたりクサしたりできるほ…

誰も指摘してないけど言われてみればそうですね、柘植さん

柘植久慶さんをご存じの方に出会ったことが無いのですが、もし居たら結構変わりものかもしれません。 私は、三国志関連の書籍で知りました(たぶん)。 図書館で検索して、めぼしい本をまとめて借りた中の一冊に、柘植さんの著作がありました。 戦略戦術の「…

『ながらスマホ』と「劣等感の解消」

シングルタスクは、つまらない。 ひとつのことをチマチマと・・はかどらないったらありゃしない・・。 速度を上げると言ったって、しょせん一つのことなんだし、急いだって限界がある。 マルチタスクは、おもしろい。 全く違うふたつのことを同時並行! たと…

「好きなものほど稼げない人」、「好きだからこそ稼げる人」の違いは〇〇化能力の差?

よく「クリエイティブ脳」なんて言いますが、 これは一体どんなものなのでしょうか? とにかく、他人よりもこれがあることは明らかに有利であり、稼げる人の多くはクリエイティブ脳の持ち主といってよい気がします。 人によって、どんな場面でそれが必要にな…

「協調的環境」に『同調圧力』は存在しない

ヒャダインさんという方が、今年の五輪は直前まで反対論が強かったため、同調圧力が少なくて助かったというコメントを出しているネット記事を見ました。 www.asahi.com 古市憲寿さんという社会学者が、五輪を1秒も見ていないというコメントを出し、それもネ…

10年越しで理解したビジネスの話

日下公人という、作家で保守派の論客の方がいます。 2006年にコンサルタントの神田昌典さんとの対談で、日下さんは「日本型産業はもっとも優れた21世紀型のビジネスになるだろう」と言っています。 グローバルスタンダードが叫ばれて久しい頃です。 むしろ日…

採用内定で力尽きないように。

【Cocoonマニュアル】と銘打っておきながら、マニュアルのコンテンツにまったく触れずに終わった前回記事 blog.dbmschool.net 独学で、しかも無料で学ぼうとするときに「マニュアル」という言葉に過度な幻想を抱き、それがゆえに失敗することの無いよう、気…

社会人の「逃げ腰ヒット&アウェー学習」に効果はあるか?

前回、社会人になってからの勉強が難しいのは、学習対象の難易度だけの問題じゃないと書きました。 社会人にはまず「本業から勉強へのシフトチェンジ」という条件クリアが要る。 その条件クリアの時点でリソースを使い果たし、教材に向かう時にはすでに疲労…

労働生産性と労働現場の隔たり

「あの・・、これのやり方って、どうすればいいんですか?」 「前のやり方見れば分かるでしょ。同じようにやってください」 「アレ、この〇〇って、何のことでしたっけ?」 「そんなこと人に聞かないでググってください」 こういうやり取りが、ごく普通に行…

完徹した翌日は超勤時間継続にしてくれ

公務員の長時間労働が問題になっているニュース記事のほとんどが「国会対応するキャリア官僚」のことを取り上げているのを見ると、複雑な気持ちになる元ノンキャリア官僚の私。 私自身は直接国会対応する部署に居なかったけれど、ノンキャリの中にも国会のお…

悲鳴の際の言葉遣い

「お忙しいところ大変恐れ入りますが、助けて頂くことは可能でしょうか?」 自分や大切な人が襲われたりして身に危険が迫っている中、そんな悠長な言葉づかいで他人に助けを求める人は居ないでしょう。 助けを求められた側にも、それでは切迫感が伝わりませ…

安全欲求を感じる理由は『危険だから』

国家公務員の12月賞与が”若干”下がったことがニュース記事になっているようです。 president.jp この話題は不景気になるとクローズアップされます。 好景気に、民間給与の上昇から置いて行かれることはニュースになりませんが、不景気に一定水準を保つこと…

『怒られ対策』をしてから叱ればより確実

こんにちは。感情会計エモアカの四緑文鳥です。 先日「世相のうっぷん晴らしチャンネル」のことを書いたのですが、本日はその流れで「怒りの表明(攻撃)」について記事にしてみたいと思います。 自分を守る術は「攻撃の仕方」と「相手からの攻撃の受け方」…

【エゴグラム】叱れずに悩む「良い子上司」の思いやり度と冷静さを見破れ!

こんにちは 感情会計~Emotional accounting(エモアカ)の四緑文鳥です。 前の記事でエゴグラムの時間的な解釈について書きました。 「50の設問に答える心理テスト『エゴグラム』の結果を左右するのは、あなたの今現在の大人度である」ということで、「C…

クロノスを見破れ!エゴグラム

ようこそお越しいただきました。 感情会計~Emotional accounting(エモアカ)の四緑文鳥です。 今日は心理テストの中でもかなりメジャーどころの『エゴグラム』のことに触れてみたいと思います。 記事の途中にテストをお楽しみいただけるサイトのリンクを張…

給料を「カロリー」と「その他栄養素」の両建てにする

カロリーが無ければ生きていけない。 でも、カロリーだけを口に押し込まれても体の機能が保てない。 時間に追われる忙しい人にとって、便利な加工食品は有り難い。 無くてはならないカロリーがほぼ調理不要で手軽に摂取できるだけでなく、カロリー量をコント…

給料戦略は「給料戦術」に気を取られやすい

前の記事で「戦略のイメージ」について6段階に分けてみました。 願望(何としても成し遂げたい) 目的(何のためにするのか) 目標(目的を達するにあたり、とりあえず何を目指せばよいか) 戦略(目標を効果的に達成する全体的な方法とは何か) 仕組(戦略…

給料戦略を語る前に、まず「戦略」にどんなイメージを持っているか?

本編のカテゴリに「賃金戦略と給料戦略」を加え、1個目の記事をアップしました。 それにちなんで、このブログのほうでも宣伝がてら、少し前提を書いてみたいと思います。 dbmschool.net 意外にも「戦略」は中間管理職程度の重みだった 分かっているようで実…

「叱る」と「威張る」を混同すると、上司はますます叱れない

叱れない上司が悪者みたいに言われることもありますが、逆に「叱る」という行為自体に悪感情を抱き、叱ることができる上司を嫌う人もいます。 どちらを選択しても悪く言われるリスクを背負うのだから、上司は難儀なものです。 blog.dbmschool.net 叱るのは【…

自信があれば部下を叱れるのか?

人間は感情の生き物。 『上司』という立場になれば感情から解放される、なんてことはない。 マニュアルに書いてあることなら、読めばわかる。 しかし 「どんな気持ちで『書いてあること』をすればいいのだ?」 手法だけ書いてあるマニュアルさえあればよいの…

部下の揉め事は砂かぶり席で見る

自分の部下同士が揉めているのを目にしたとき、上司のあなたはどのように捉え、接していくか? 例として5パターンを挙げ、Ⅰ~Ⅲまでを『その場で反応するもの』、ⅣとⅤを『後で関わるもの』と分類しました。 Ⅰ:「どうした?」と、自席から部下たちが揉めてい…

目の前で起きた部下どうしの揉め事をスルーしてしまった「叱れない上司」

前回、部下同士の間で発生中の揉め事を見て、上司であるあなたが状況を把握するための5つの行動パターンを併記し、その場で部下たちに働きかける3形態(即時性)について特徴を並べてみました。 blog.dbmschool.net Ⅰ:「どうした?」と、自席から部下たち…

叱れない上司が部下たちの揉め事を目にした時の反応

【前回記事で設定した状況】 あなたの席から少し離れた場所で、なにやら意見の衝突を起こしているチームメンバーたち。 上司のあなたは、その現象にどう向き合うべきか? ここで求められるのは「問題の解決」や「事態の収拾」のはず。 アサーショントレーニ…

『質問』は「知りたい」という気持ちの自己表現

前の記事で、職場で実施されるアサーション(自己表現)トレーニングの基本的な考えは「スキルアップ」であって、あなたの性格を直して悩みから解放する目的じゃないから、自分に適さない場合は拒否も辞さないことも一つの手だといったことを述べました。 bl…

叱れない上司に「アサーション」を説く前に確認したいこと

さて、前の記事でアンガ―マネジメントについてふれ、そこで施されるのは「怒りを爆発させがちな人向け」のプログラムだと言いました。 blog.dbmschool.net これでは、内省的で、普段から気持ちが内向するあなたにとっては 『毒より大量の解毒薬を飲まされる…

「気にしがちな性格」を気に病むな

前の記事で、パワハラ防止法に伴う企業の関心のひとつとしてアンガーマネジメントがあるということにふれ、同時に「叱れない上司」に関して言えば、一様に実施することは適切ではないと書きました。 blog.dbmschool.net 会社はあなたの性格に合わせて仕事を…

部下を叱れるのは「能力」?それとも「性格」?

上司などの「上位の人」に言いたいことが言えない鬱屈を抱える人にスポットを当てたコンテンツが多い中、あえて部下など『下位の身内』に言いたいことが言えない人にフォーカスして記事を書いています。 会社で能力は伸ばせるが、性格は直せない 志望動機は…

怖がっていることが部下にばれるのが怖い心理

業務のスキルと人間関係スキルは別のもの・・ 経験やスキルを認められてポジションアップした時の「部下との人間関係」で、初めて経験する”上の立場”に戸惑う人や、初めてではないが苦手な人が多く、ここで躓くケースが多いというテーマで記事を書いています…

部下を怖がる中間管理職に対しては「教育」か?「ケア」か?

前の記事で「部下を叱れないことに悩む中間管理職」を抱えた、さらにその上の上司にまで話が及んでしまいましたが、一旦元に戻します。 もう少しじっくり「はからずも上司になってしまった人」にスポットを当てて、悩んでしまう心情を丁寧に見ていきたいので…

部下から奪ってはいけないマイナス思考

論理療法は有効なセラピーで、合理的手法であるがゆえにオフィスでの指導に適するかと思いきや、職場自体が非合理的なビリーフ(思い込み)に満ちたものである場合、適用するととんでもないことになる可能性もあるという話をしました。 blog.dbmschool.net …