Ⓑビジネス現場に積もる感情-弱者の地位
ヒャダインさんという方が、今年の五輪は直前まで反対論が強かったため、同調圧力が少なくて助かったというコメントを出しているネット記事を見ました。 www.asahi.com 古市憲寿さんという社会学者が、五輪を1秒も見ていないというコメントを出し、それもネ…
【Cocoonマニュアル】と銘打っておきながら、マニュアルのコンテンツにまったく触れずに終わった前回記事 blog.dbmschool.net 独学で、しかも無料で学ぼうとするときに「マニュアル」という言葉に過度な幻想を抱き、それがゆえに失敗することの無いよう、気…
「あの・・、これのやり方って、どうすればいいんですか?」 「前のやり方見れば分かるでしょ。同じようにやってください」 「アレ、この〇〇って、何のことでしたっけ?」 「そんなこと人に聞かないでググってください」 こういうやり取りが、ごく普通に行…
「お忙しいところ大変恐れ入りますが、助けて頂くことは可能でしょうか?」 自分や大切な人が襲われたりして身に危険が迫っている中、そんな悠長な言葉づかいで他人に助けを求める人は居ないでしょう。 助けを求められた側にも、それでは切迫感が伝わりませ…
国家公務員の12月賞与が”若干”下がったことがニュース記事になっているようです。 president.jp この話題は不景気になるとクローズアップされます。 好景気に、民間給与の上昇から置いて行かれることはニュースになりませんが、不景気に一定水準を保つこと…
悪気の無い、なんの気なしの一言が、誰かを傷つけてしまうことはあります。 悪意のない対等の立場なら、互いの何の気なしの一言が問題になることは少ないでしょう。 しかし、もしもそこに上下関係があると、ちょっと趣が変わります。 ちょっとした一言に思わ…
人は、多くのことを最初の印象で判断される 採用面接は「会社に入れてもらえるか」の関門 現場での新人アピールは「気分よく働き続けられるか」の関門 「新人だから仕方ない」は本当に額面どおりに受け取ってよい言葉か? 大勢の人が一斉に採用され、同じ業…
進捗確認や催促の対応は、死ぬほど頑張っても、処理すべき案件(要するに元本)は減らない。 緊急かつ重要案件が拡大した結果、今週の業務は・・・ 緊急事態宣言が全都道府県対象となったため、テレワークに移行しなければならないエンドユーザー様の数が増…
経理責任者からの、内密の呼び出し 数字のごまかしは難しい かつて会計事務所に所属していたころ、私はクライアント企業に常駐して事務をしていました。 有名企業の子会社だったそのクライアントは、業界紙のインタビューなどで羽振りの良さを吹聴していまし…
昨日は家でラジオを聴きながら作業をしていました。 どの番組だったか忘れましたが、WEB会議の難しさについて語っている有識者の方の言葉が印象に残りました。 「WEBでの会議では、共感が得づらいためツラいと感じる人が多い」 とのことです。 紺色らいおん…
富士吉田市が、住民への現金一律給付を行うという記事を読みました。 国の対応への不信感から、独自路線を行く自治体が増え、これまでと違った意味で地域社会の在り方に変化が生まれてくるのではと思わせてくれる事柄です。 私は昨日この記事を読み、「やは…
そのハイリスクは「合意の上」か? 個人的に賭けている事業やライフワークなど「自発的に得たいものがある場合のハイリスク・ハイリターン」は自己責任で選択自由だから、まあ諦めもつきます。 そうではない勤め人だとしても、出世や報酬が欲しい気持ちが先…
私の職場は4月から人員が半分以下に減りました。 基幹部署なら大ごとですが、プロジェクトチームなので想定の範囲内だったことです。 いつからテレワークになるのか? いや、そもそもそんな状態になるのだろうか? 会社は色々と検討中のようです。 メンバー…
私は明日も出勤せざるを得ない状況です。 これからもしばらくずっと、それは変わらないのではないかと思える雰囲気です。 今私が従事しているのは、OA周りのサービスに関する業務で、その中には「テレワーク希望者のインフラ準備のコーディネート」が含まれ…
以前の記事で、随意契約ワースト1位だった時代の環境省で、局の会計担当をしていた話を書きました。 blog.dbmschool.net 数ある事業者の中で、唯一そこへしか発注できない特別な事業というのも、ある程度ならわかりますが、全請負契約中90%以上がそうだ…
森永卓郎さんが「1人一律10万円給付」「消費税ゼロ」を提唱し、『大胆提言』と書かれているメディア記事を見ました。 www.zakzak.co.jp しばらく前、私の大好きなFM東京の番組「スカイロケットカンパニー」のニュースコーナーにゲスト出演した経済人に、M…
同僚時代の項羽と劉邦は、秦帝国を滅ぼす実戦部隊を率いて本拠地を出発しました。 主力軍を率いる将軍・項羽は、秦軍最強の章邯(しょうかん)将軍が指揮する本体をくだして首都・咸陽(かんよう)を陥とすべく、長駆、関中へ向かいます。 一方の劉邦は別働…
現代に語り継がれる歴史的大バトルを繰り広げ、その模様は書籍や演劇にとどまらず、マンガやゲームとして幅広い年代に親しまれるようになった、ふたりの英雄「項羽と劉邦」 項羽と劉邦(上) (新潮文庫) 武田信玄と上杉謙信みたいに、最初から当主同士として…
“進んでる巡査長” ひょっとしたら、『翔んでる警視』のスピンオフとして1回くらいは作られても良かったのではないでしょうか? 天才的頭脳を持つスーパーエリート岩崎白昼夢(さだむ)警視の部下・進藤俊次巡査長が主人公の、実直な刑事の活躍物語。 作者が…
私は年功序列の役人生活が長く、昇進試験といった飛び級が可能なシステムも無いところだったため、「年上は『上』であり役職も給与も若者より上位である」という価値観が当然な環境の中で、社会人1年目から過ごした過去を持っています。 年齢と役職が逆転す…