しばらく前、自分のブログを何気なくスマホ表示したとき、一番下に登場する「注目記事」を見てギョッとしました。
なぜこの記事が「注目」なのだ?
オールドエコノミー派の四緑文鳥は、はてなの豊富なコンテンツに戸惑っている
PC版にも表示させる方法があると知って、サイドバーのレイアウトを変えましたが、こちらにもしっかりと見えている(同じデータだから当然だと思いますが)
これは、今までに読んだ小説の中の、気に入った食事がらみのシーンを、思うままに書いた記事群のひとつなのですが、なぜ何人ものスターを付けてもらえた最近の記事を押しのけて、こんな昔のものが割って入ってくるのか?
それも、なぜか大藪春彦さんの作品の記事だけに限定されている(全部『蘇る金狼』なのですが)。
大藪さんファンの方、ごめんなさい
ちょっと面映ゆいのは、この「蘇る金狼」の食事シーンについて書いた描写は、明らかに悪ノリしています。
だから、この記事自体をふざけまくっている「絶対的番外編」のブログへ移転することを検討している最中のことでした。
しかし、どなたかに読んで頂いているからこそ、注目記事にサムネが上がってくるのかと考えると、無碍に追放もできない。
「データベースのトリセツ」・・・ちょっとしたデファクトスタンダードが成立しております。
デファクトスタンダード=「事実上の標準」
公的な機関による認定はされていないが、使いやすさなどにより市場で評価され標準となったもの。
ビジネスの話ではよく出てくる単語ですね。
しかし、「朝倉哲也のバター大量摂取」をひたすらイジっているこの記事は、名作『蘇る金狼』をバカにしていると大藪さんファンに怒られないだろうか?
ただ、実際の大藪さんもこれに近い食生活を送っていたらしいので、それを念頭に置きながら読むと、決して現実感を無視した描写ではないことがある種の感慨を生むので、私は二重に楽しめているのです。