美味しいウスターソースがほしい
もちろん、安全なものを
「安全」とは、やたらと添加物でごまかしたり、得体の知れない素材を使ったり、熟成期間を無理におさえて価格だけを売りにしたりしていないもの。
「ブランド品なら安全だよ」
そんな声が聞こえてきそうです。
ブランド品なら、滅多なものはないから、というのが大方の理解でしょう。
そこで疑問です。
「ブランド」とはなにか?
amazon伝説のカリスマバイヤーだった土井英司さんによればそれは
『“強味”と“らしさ”をかけたもの』
30年位にわたってベストセラーを量産し続ける中谷章宏さんによれば
『信用と評判』
つまり、安易に「ブランド!ブランド!」と騒がれていなくとも、そういう商品はあるはず。
むしろ、ブランド戦略先行!とばかりに多額の広告予算を投資した結果、消費者に「価格が高いだけのことはある」と錯覚させるような短期成功を狙ったものに引っかかりたくない。
広告料に金を払ってるようなバカ高いものを、有り難がって買うようなマネは、できれば避けたい。
しっかりした原材料と、誠意のこもった職人の加工技術の原価率の割合が高い商品に、喜びと感謝を以てお金を払い、その価値を享受したい。
誰でもそうですよね。
都内には、派手な宣伝を行わず、長きにわたって地道なソースづくりを続けてきた『トキハソース』や『ポールスター』といったメーカーもありますし、実際に購入して試してきました。
いずれも、強みもらしさも、信用も評判もある立派なブランドです。