【感情会計】善意と悪意のバランスシート

善と悪の差し引き感情=幸福度

医者にかかるまでの綱渡りの開始

私の場合、発熱した当初は完全に夏風邪だと思っていました。

 

3日前から使い始めたエアコンの微調整がうまく行かず、身体を芯から冷やしすぎてしまった実感があったためです。

おまけに、冷たい果実酢の炭酸割りを飲んでいたので、内と外から強制冷房した。

 

ただでさえ冷房に弱い私にとっては、これは完全にアウトであることは、過去の経験から身にしみている。

 

「しまった!」という、完全に見に覚えがある状態ではありましたが、即座に医者へ行くことは差し控えようと思った。

 

発熱が始まった夜が明け、翌朝、会社は休むことにして連絡を入れた後、過去に数回行ったことのある近所の内科に、事前に電話しようとしたときから、綱渡りが始まりました。

 

電話が繋がらない(近所の内科)

医院のHPを見ると、ワクチンの対応で電話が込み合っているという注意書きが。。

まあ時節柄どこもそうだろうと、朝から何十回も電話するが、昼になっても一向に繋がらない。

 

タイミングの悪いことに、その医院は翌日の定期休診日以降は盆休みで1週間以上行けなくなる。

これもまた、季節柄あちこちであり得ることだろう。

 

さすがに焦り、炎天下の中、39度近い体温のまま医院へ行くと、待合室はガランとしていた。

 

念のため受付から少し離れた場所に立ち、手早く症状を伝え、判断を仰ぐ。

この時点ではコロナの症状は一切なかったが、すぐに隔離された場所へ案内されて待ち、そのまま受診。

 

「この薬で症状がおさまれば問題ないでしょう。もし効かないようなら検査が必要になりますね」

 

私の話を聞いた院長はそう言い、抗生剤と鎮痛解熱剤をもらって帰宅し、服用すると早速体温が下がってきた。

 

ホッとはしたものの、電話連絡の困難な状況は身にしみて実感した。

感染の疑いがある場合の相談だけでなく、ワクチン接種の問い合わせも殺到しているので、症状があって苦しかったとしても、その競争に勝たなければ相談さえも難しい。

 

これで本当にコロナだったとしたら、きっとものすごく大変なことになるだろう、と。

 

発熱が先、味覚嗅覚異常は数日後に起きた

「やっぱり夏風邪だな」

ただし、熱が随分高くなったため、しっかりと寝込むことに専念。

 

翌日以降、体温は36〜37度台を推移した。

 

飲み食いの際は注意深く味わい、アロマディフューザーを炊いてゆらぎレベルの香りが感じられるかのチェックも続けたが、異常は感じられない。

 

しかし、発熱日から起算して4日後の夜、食事の際になんとなく『物足りない』

 

実は、「匂いがない」のだが、すぐにそうとは気づかなかった。

はっきりわかったのは「味がおかしい」という実感だった。

 

知っている味のものなので、慣れ親しんだそれに合わせにいっている味覚が、ほぼ機能していないらしいことに気づく。

 

これはもしかするかも・・

 

「この薬が効かなければ検査が必要」と言われた内科は、来週末まで休診。

 

とりあえず、かつてちょっとした手術を受けたことのある病院へ連絡してみようと思いつくが、なにせ夜なので、翌朝を待つことにした。