「今回の『季節のおすすめメニュー』なら、オータムブレンドとどっちがおすすめですかねぇ?」
問いかけると、馴染みのパートナーさん曰く、私にはこちらが合うと思うと答えをくれたのがこちら【ウガンダ ルウェンゾリ】
「デザインも可愛いですよね。ゴリラも居て」
私はゴリラには気づかなかったけれど、このピンク色のカラーリングは気に入っていました。
今スタバに行くと、このカラーが目に付くと思います。
今回はこの豆を自宅で挽いて、例によってプレスで飲んでみます。
軽く味わうピンクのパッケージ
今回も買ったのは100グラム。
一回に20グラム使うとして、5回は楽しめます。
袋で買うとこんな感じです。楽しいデザインですね。
説明文を読まずにウンチクを書いてみよう
自分自身の備忘録ということで、勝手な印象を並べていきましょう。
まずは、淹れたてを香ってみてのひとくさりです。
香りを確かめてみる
記憶は定かでないが、かつて、丸山珈琲のコスタリカか何かを飲んだ時と似た香りの第一印象。
鼻腔を這い上ってくるような(?)、ひたひたと押し寄せるムラの無い、心地よい花の香りのような甘みを感じる。
とても面白い薫り方。
しばらく口に含まずに、ただ香りを楽しんでしまったほど・・
ちなみに私は丸山珈琲のコスタリカがとても好きでした。
つまり、この【ウガンダルウェンゾリ】に対しての第一印象はかなり良い。
これが私に合うと言って勧めてくれたパートナーさんのセンスも、かなり良い。
すすった感じを確かめてみる
啜ってみると、香りの中に感じた、直ちに表現する言葉が見つからない不思議な存在が、さらに強く顕在化する。
でもこの感じ、ある意味たいていのコーヒーには少なからず存在するから、これがいわゆる「コーヒー豆の味」なのかもしれない。
あるいは、「プレスで飲んだときのコーヒーの味」とか・・
完全に個人的な備忘録ですが、自分なりのコーヒーの味わい方を確立するのに役立ちそうです。
味わいと後味を確かめてみる
伸びのある、爽やかで切れの良いサッパリした味わい。
何にでも合いそう。
後味も軽やかで、嫌味の無い微かな酸味がホワンホワンと香りつつ消えていく。
休日の朝にお似合い。
たぶん昼にもお似合い。
水のごとく飲めるというか、抵抗なく2杯目に行けそう。
「食に合う」というより「会話に合う」がよりポジティブな楽しみ方かもしれません。
さあ、答え合わせだ
あえて説明文を読まずに飲んで、さんざん感想を書いてみたが、私の感性はどうか?
公式ページから引用してみましょう。
美しい自然と豊かな生物多様性をもつ生産地から届いたコーヒー
デーツのような甘みと、爽やかな酸味やスパイス感のバランスが良い、なめらかな口あたりのコーヒー。美しい自然と豊かな生物多様性をもつ、アフリカのウガンダ西部から届きました。
デーツ?
名前は知っているが、食したことは無い。
ググるとなぜかオタフクソースのサイトがトップ表示されたので読んでみましょう。
なるほど、「ナツメヤシ」のことか・・
これならどこかで口にしたことがあるかもしれません。
栄養価のことが色々書かれていて興味深いのですが、今回は『デーツのような甘み』に注目なのでスルーしましょう。
スタバの説明文は大変シンプルですが、「甘み」「爽やかな酸味」「スパイス感」が明記されていて、さらにそのバランスが良くなめらかな口当たりとのことですので、どうやら私の感想は大外れっぽくはなさそうです。
でも、コスタリカは中央アメリカ、ウガンダはアフリカです(笑)
ただし、こちらのページによると、コスタリカの特長としては「豊かな酸味」「控えめな苦み」「濃厚な甘味と深いコク」といったものがバランスよくまとまっているとのことで、そういう意味では今回の【ウガンダルウェンゾリ】と共通点は多そうです。
しかし、本当に飲みやすいな、この豆。
気に入った。