黒田官兵衛と織田信長が初めて顔合わせした時のキーパーソンだった羽柴秀吉。 二つの小説でこのシーンを描いた司馬さんは、それぞれの作品で秀吉をどう書き分けたか? 前回、そんなテーマで記事を書きました。 blog.dbmschool.net ですが、『新史 太閤記』の…
「複数の小説で、同じできごとが描かれる」という読書体験は、完全なフィクション作品では稀だと思いますが、歴史物では多々あります。 この場合、新たな史実上の異説でも出てこないかぎり、どの小説でも大筋は同じになることが予想されます。 もちろん作家…
基本ノンポリなので長くなるとまとまらなくなるため、サラッと行きましょう。 本日見たニュース記事 「自民・松山参院幹事長 ガソリン暫定税率の早期廃止を主張 「国民生活は非常に厳しい」 産経新聞 news.yahoo.co.jp 案の定ネットの意見は「今さら感」とか…
ひさかたぶりに『播磨灘物語』を読み返しています。 黒田官兵衛が主人公の、全4巻の文庫本です。 新装版 播磨灘物語(2) (講談社文庫 し 1-27) 官兵衛がはじめて織田信長に謁見するシーンが読みたかったので、とりあえず第1巻は飛ばして2巻目を手掛けました。…
今年も出てきたトリビュートブレンド 毎回楽しみにしている豆です。 しかし、出てきてさっそく残りが少なくなっているようです。 このところ、スタバの「季節のおすすめコーヒー」は早々に店舗から姿を消してしまうようです。 入ってくる数が少ないのでしょ…
楽天ビックの来店予約によるポイント付与について、以前記事を書いて以来、相変わらずきっちりとした答えがないまま自己流で続けていました。 blog.dbmschool.net 正直言って、自分が採っている方法が正解なのかどうかはイマイチわからないままでした。 情報…
このシリーズで「本当の ”番外編” 」と題した記事といえば、美味しんぼ第30巻の「大食い自慢」の話に派生したとき以来です。 blog.dbmschool.net 『蘇る金狼』の話にふれないまま終わる記事特有のタイトルですが、今回も別作品の話に全振りするので同様のネ…
さて、思い返せば昨年4月末でした。 朝倉哲也のことを書いたのは・・ blog.dbmschool.net 日向坂46を卒業したにぶちゃんが指摘されていた ”ダサいカバン” に見立てた、昭和41年当時はお洒落であったハンドバッグを、現在では死語と言っても過言ではない ”便…
司馬遼太郎さんが『項羽と劉邦』で、主要な登場人物のキャラクターをどうやって「立てている」のか? 『項羽と劉邦』を絶賛する白蔵盈太さんが主張する、資料が少ない古代を舞台にした時にひときわ輝く司馬さんの「キャラを立てる」腕前。 blog.dbmschool.ne…
待ちに待った出番だというのに、いざ舞台に出たら不遇な姿を長々と描写されたあげく、しまいにはすっかり無視されてしまった陳平。 blog.dbmschool.net しかしこの一連の流れこそが「司馬さんのキャラの立て方」を地で行くテクニックであったように思われま…
本題に入る前に、いちおう、『項羽と劉邦』の深堀り記事を連作している事情について書き留めておきます。 (余談)なんでこんな記事を書いているのか? 項羽の絶対的参謀【范増(はんぞう)】 乱暴者さえも一目置く智謀キャラ 名コンビ「項羽と范増」 陳平を…
前回記事の続きです。 司馬さんが陳平にツンデレしているという話ですが、ツンデレのお約束どおり、まずは「ツン」に徹している・・ blog.dbmschool.net では、陳平が初登場したくだりを、司馬さんがどう仕上げているかを見てみます。 『陳平の毒』の章は、…
司馬遼太郎さんは『項羽と劉邦』で、張良と同質の特長を持つ陳平を、どうやって差別化して表現したのか? 前回の陳平に関する記事で、この点を重視しました。 blog.dbmschool.net 秀吉を支えた高名な軍師、竹中半兵衛と黒田官兵衛の活躍を、古代中国の張良・…
昨日のプチ断食明け またもや敏感になった胃袋との付き合いの中で、更なる気づきが得られました。 ファスティング後だからよくわかる「普段の不摂生」 食物の種類で「あれが良い」「これはダメ」など問題ではなく、最もよくないのは「早食い」なのかもしれま…
半年とか1年くらい普段のままの食生活を送っていて、おもむろにやる「1日断食」だとミニマムすぎて意義を感じない。 しかし、先週終わった4日間断食から1週間後に実施する1日断食は、「回復期の調整」として魅力を感じる・・ そんなわけで、昨日夜の食…