前回いつ食べたのかと過去記事を振り返ると、8月11日。
食べたのはその前日の8月10日。
またいただいてしまいました。
マンゴーのムースケーキ
馴染みのパートナーさん曰く「今日はこのひとつだけです」
たしかに、ケースの中には1個しかなかった・・
開店と同時に入店した私は、そのラスワンを注文しました。
まるで私のためにあつらえられたようなものです(そういえば一昨日誕生日だった)。
前回の気づきを活かし、今回は初手からリッチ食い
今回はガッツリと ”外側” からフォークを入れていきました。
たっぷりのホイップクリームごと切るときに、なぜか背徳感をおぼえながら口に入れると、期待を外さぬ美味しさ。
そこで気づきましたが
「この食べ方ってリッチやな」
だから ”背徳感” があったのか・・
たしかにこの食べ方は、私にとってのデフォルトである「内側の尖がったほうから少しずつ切っては口に運ぶ」のと真逆です。
「スポンジを味わえるか?」がケーキの食べ方のチェックポイントだった
「こんなゼイタク食いしてよろしいか?」
という声が脳内から響く一方、外側から食べたときの新たな気付きもありました。
「スポンジの存在感が、いつもと違う」
【マンゴーのムースケーキ】は、スポンジ部分は一番下の一層のみです。
つまり、先端から少しずつ切って食べると、自己主張がほとんど感じられないまま、最後まで食べきってしまう。
しかし、外側から食べると必然的に口に運ぶスポンジの分量も多くなるので、しっとりして均一感のあるスポンジの味と食感がくっきりと感じ取れる。
「こんなにもメリハリの利いた味だったのか。このケーキ」
ただでさえこのケーキはムースやジュレの存在感が強いので、実はどっしりと抑え役を務めているスポンジケーキの味が際立つほどに、全体の味わいはより深くなる。
『リッチ食い』は、私にそのことを気づかせてくれたような気がします。
案外、外側から食べてみると新たな発見のあるケーキって、多いのかもしれません。
皆さん、ぜひそうやって、ケーキは2個(2回)楽しむ口実にしてください。