黄金色の味わい・・というより、その周りの白いクリームが美味しそうだったし、スタバのシフォンは美味いからな・・
いや、それ以上に「他のケーキより比較的安い
そんな理由もあって選んだ『スイートポテトシフォンケーキ』
決して金髪の東方仗助ではありません。
また説明文を読む前に語ってしまおう
実はブログ記事にする気がなかったので何の気なしに食べ始めた。
普通、この形状なら内側(とんがったほう)からフォークを入れるところですが、スタバのケーキは『マンゴーのムースケーキ』のように、外側から食べたほうが ”あたり” のケースもあったので、外側から試そうと考える。
「いや待てよ・・まだ手を付けていないデフォルトの状態で、あえてクリームの影響が最も少ないであろう中間辺りから行ってみるか」
という気まぐれな考えがふと頭をよぎった。
ということで、スイートポテトクリームとホイップクリームが半々、そしてその倍量はあるシフォン生地をフォークで切り取って口へ運ぶ。
クリームのインパクトが少ない分だけ味の主張は乏しいものと思われたが、この【秋感】【暖色系】のイメージにそぐわない《清涼感》が一瞬視界を・・いや味界(?)をよぎった!
そりァー、シナモンはスッとしますよ。しかしこの組み合わせだとこうなるのか・・
「清涼感・・だと?」
その正体はシナモンだと瞬時に看破こそできたものの、どうにも割り切れない。
自分で作るパウンドケーキにシナモンを使ったときの記憶を総動員して、そのときのシナモンと今のシナモンを同じ台上に置いて比較したい衝動に駆られるが、どうにもうまく行かない。
サイトの説明を読み、シフォン生地には実際にシナモンが使われていることを確認するも、やっぱり腑に落ちない。
家にシナモンがたくさん残ってるから、使わなきゃな
実はその後、シナモンの味ばかりを追ってしまい、ケーキそのものは「ウンウン、うまいうまい」と、奥さんをイラつかせる無造作な旦那の褒め方みたいな食べ方になってしまった。
ひょっとすると、シナモンをシフォン生地に使うとこの感じが出るのかもしれない。
はてブロで読者登録させてもらっている方の中に、よくシフォンを作っている方がおられるけれど、私もシフォンづくりやってみるかなぁ・・と思ってしまう。
しかし、私は最近富澤商店のティラミスの素を使って、ティラミスの道へ足を踏み出したばかり。
それだけでなく、ラジオで丹生ちゃんが喋ってたアップルパイづくりにも興味を惹かれて冷凍パイ生地を買ってしまったりもしている。
むしろシナモンはそっちで大いに使ってやろうと画策していたところなのだ。
まさかシナモンがそう来るとは・・
戸棚の中で登場を待ってる、出番のこない不憫なシナモンが(ドリカムの『太陽が見てる』の歌詞をモチーフに)今日の私にこのケーキを選ばせた感がほのみえる朝のひとときでした。