【感情会計】善意と悪意のバランスシート

善と悪の差し引き感情=幸福度

伝票データは感情記録だから「文系」の領域だ

先週金曜日は自宅待機状態だったため、13時50分からガッツリと国会中継を視聴し
、そのせいで途中から体調が悪くなるほど憤慨する有様でした。

その余波が有ってつい週末の2日にわたり、らしくもない政治ネタを書いてしまいました。

 今日は出勤し、頭もビジネスモードに切り替わりましたので、少し仕事系のことを書きたいと思います。

 

賢い人必見! 「感情は数値化できる」

 

私が抜本的改善をしたいと考えているのは、このブログの本編である、ワードプレスの「データベースのトリセツ(本編)」ですが、ここでいうデータベースとはいわゆる理系の技術的な内容ではなく、感情に根ざした人文的な情報のことです。


たとえば、税理士や会計士、それからコンサルタントなどが企業を診断する際に必ず見るのは「財務諸表」という会計関係の資料です。
(神田昌典さんみたいに、財務諸表じゃなく「チラシ」を見て判断するコンサルタントは普通はまずいません)


財務諸表を元に財政状態や経営成績を知り、キャッシュフローやマーケット、生産や流通の状況などを総合的に見たり、どこか特定の箇所を注視したりして、問題点を発見し、解決策を構築するときに、こういったデータが役に立つ。

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oldtakasuさんによる写真ACからの写真

 

これが高いレベルでできるとコンサルフィーなどの収入が得られたり、講演や著作に活動の幅が広がったりすることは、優秀な先人たちによって証明されていますし、だからこそ学びの場があちこちに設けられて私たちに門戸を広げています。


やはり侮れない「財務諸表」というか「財務諸表データの読み方」

 

読み方や使い方はあちこちで学べる財務諸表。

しかし、財務諸表は何からできているのか? という「原材料」みたいなところはあまりフォーカスされません。

そこを掘り下げようとしても、十中八九「ビジネスモデル」とか「経営的発想」といった格好のよろしい議論が始まってしまう。

 

財務諸表としてアウトプットされる数値の裏側には「ビジネスアイデア」だとか「経営理念」といったものが対を成す存在と考えられるからでしょう。

 

 しかし私は「財務諸表の裏側(原材料)は仕訳伝票」だと考えています。

 

仕訳伝票というやつは、それを書いた(入力した)人や、伝票の日付に現場でその動きをした人たちの感情が詰まっている行動記録であり、とても重視しています。

 

財務諸表のアウトプット面を取り上げて云々するコンサルや士業の方々は颯爽としたきらびやかな印象です。

 

その一方、インプット面にへばりついた生々しい社員たちの感情を汲み取って企業活動に活かすような職業は、どうもイメージがはっきりしない。

 

強いて言えばカウンセラーとかコーチングの指導者がそれに相当するかもしれませんが、これらの方々が見るのは人間そのものであり、行動記録としての仕訳伝票から何かを察するような回りくどいことはしないと思います。

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かしわTDさんによる写真ACからの写真


私は、高校生の頃に見ていたテレビの影響で、たまたま手相占いを覚え、たまたま好評だったためにその後も多くの方を鑑定しました。

 

各種の線や手指の形など、表面的には色々な知識が必要なこともありますが、実際の鑑定において毎回すべての知識を使うことはありません。

 

相手がその時求めていないことを、どれだけ精緻に語っても、それは「価値」とは認められないからです。

 

バラバラに存在する「行動の傾向」「言葉の傾向」そして「目視情報」を束ねて捉え、現時点の会話に過去と未来の要素を交差させるセッションを通じ、何がしかの価値を提供すればよい。


それで充分「占い」と認識してもらえて、取ったコミュニケーションに感謝されるのです。


おもしろいことに、仕訳伝票を元にした「当事者」とのセッションでは、”行動記録” というデータベースを使って、占いと実によく似たコミュニケーションが図れるのです。

 

つまり、占いをするのに神秘的な力などは、個人的には全く不要だと思っており、私自身にもそんなものはありません。


ウーン。
やっぱりわかりづらいですかねぇ?

 

なぜ「占い」と「仕訳データ」が似ているか?

占いの鑑定現場では、依頼人はかなり仮面を脱いで想いを吐露するので、その状態でのコミュニケーションはたくさんのカタルシスを提供できる。

 

企業の財務諸表は仕訳伝票のデータベースからできていて、仕訳伝票には社員たちの生々しい感情が詰まっている。

だからそこを紐解いて会話すると、やはりたくさんのカタルシスを提供できる。

 

占いと企業データベースは似ていて、上手く使えば良好な人間関係を構築できる。

 

カウンセリングでもコーチングでも、はたまた研修でも評価査定でも、さらには企業風土や文化の構築にまで、伝票データは役に立つ。

 

こういう意味での「データベースのトリセツ」を、本編では展開したい。

だから「評価と給与」をベースに、人材の育成・成長のことを表現したいと考えています。

 

読んでいくうちに、自然とカウンセリングやコーチングの腕が増すというサイトを構築したいと考えていますので、今後の【本編】の成長を、気長にお待ちいただければと思います。