こちらも2回目。プラントベースのティラミスです。
前回はただただ不思議さに翻弄されてしまったので、こんどはしっかりと味わい方を会得したいと思います。
まずは、前回全くわからなかった「アーモンドミルクホイップやソイミルクベースの原料を組み合わせたティラミスクリーム」の味わい方に挑戦です。
普通ティラミスなら食べるときには特別に意識せずとも、ティラミスらしさは「感じさせられてわかる」といった感じです。
マスカルポーネとココアパウダー、それとコーヒー(シロップ?)が合わさった、いかにもティラミスといったクセの強い味わいが楽しめる。
しかし今回のスタバのティラミスでは「味は自ら探しに行く」ことを求められている・・
ただ、さすがに2回目ともなると勝手がわかっているせいか、このティラミスクリームの個性が濃厚に感じられます。
直前に食べた「クッキー&クリームシフォンケーキ」で味わったホイップクリームとの対比で捉えやすいことが大きい。
このティラミスでは、複雑な作りのティラミスクリームと、コーヒーシロップを含んだスポンジ生地の苦味との相互主張がしっかりなされているわけですが、ようやく言ってることがわかった感じです。
(前回は「ちょっと何言ってるかわからない」という状態だった。ごめんね、ティラミスクリームとスポンジ生地)
ちなみに、このティラミスは5階層です。
上から順に・・
1:ココアパウダー
2:ティラミスクリーム
3:スポンジ生地
4:ティラミスクリーム
5:スポンジ生地
さて、どうやってフォーク入れますか?
私はとりあえず1と2で雰囲気を掴みます。
この2つの層だけを口に入れてみることは、クリームを最も濃厚に楽しめる食べ方だと思う。
次に3〜4層だけの切り取りを狙うか、3〜5層まで一気に振り下ろすのか、この辺は好みしだいといったところでしょう。
個人的に、スポンジ生地を強調させて味わいたいなら4層と5層だけを口に運ぶのがオススメな気がします。
その切り方だと安定性がなくなりますが、それは最初のうちだけです。
この手のケーキ類を食べる際、上半分だけを少し大きめに、すくうように食べるのはよくあることだと思いますので、後半では3層から下が出っ張った感じで残りがちではないでしょうか?
そうなったらぜひ、4層のクリームと5層のスポンジだけを切り取って食べてみてください。このときのクリームは完全に引き立て役に徹してくれます。
スポンジの個性を味わい尽くし、今回の食べこなしは終了となります。