政府税調の中期答申を巡って首相が「『サラリーマン増税』うんぬんといった報道があるが、全く自分は考えていない」と述べたとの報道がある。
これを読んで、まあ、皮肉を言いたくもなる。
なにせ首相は「増税とは税率引き上げや制度を変えて増収を図ることだ。結果としての増収と増税は別だ」と言い切った男。
つまり、『増税』って言葉の意味を、どうにでも都合よく解釈する人という懸念がある。
このインボイスに関する発言を取り上げて「増税は考えていない」の言葉の信憑性を問うても
「あの発言はあくまでもインボイスについてのもので、サラリーマン増税とは切り分けて考えるべきだ」くらいのことを言って煙にまこうとする程度は挨拶代わりにしそうな気がする。
あとは「サラリーマン増税はやらんけどビジネスマン増税はやります」とか「働き方増税は重要です」と言って結局やるとか?
聞いた側がノータイムでこんなふうに考えてしまうくらい、言っていることが怪しい。
「考えて」いなくても「行動(増税)」はできる。
逆もまた真なりなので
「考えてないけどうっかり減税しちゃいました」って財務省に頭下げてくれてもいいのだが。私はそのボケを支持します。
しかし、ヤフーコメントの中で「汚金」(おかね)という表現を見て笑ってしまった。
「お食事券」と「汚職事件」的な可笑しさというか・・
あと、「ふるさと増税」も思わずニヤリとしてしまう。
もはやネタですね。
しかし、常に監視してツッコミを入れないと増税行動が止まらないなんて・・
なんか、発情中のセキセイインコを思い出してしまった。
常に気をそらしてやらないと、ちょっと目を離すとスリスリし始めるから気を抜けんのよね。
政権まわりにはこの可愛くないインコがたくさんいて、一般の日本国民は大変な状況なのです(まあ、皮肉です)。