・素材を集めて調理設備を充実させ、料理のレパートリーを増やす
・食材を集めて食べたいメニューを作り、食べる
サバイバルホラーゲームの「SKY HILL」を、私はそうやって楽しみました。
そんな私にとって
「PLATE UP」はまさに ”料理ゲーム” そのもの!
充実した忙しさを楽しむ奥深いゲーム
ピザ屋やハンバーガーショップ、パイの店、餃子屋など、好きな料理と好きな店内レイアウトの物件を選択し、店舗経営をしていくゲームです。
次々に訪れる客たちの注文を聞き、オーダーを受けては調理して提供していく展開で、15日間営業を継続させたらクリアといった内容です。
あまり待たせると客が怒って帰ってしまい、そこでゲームオーバーになります。
そうさせないためにテーブルの位置を考え、調理器具の設置場所や食材の置き場所を工夫し、可能な限り動線を最適化して行くのがこのゲームの至上課題です。
しかし、日ごとに客数が増えたり、メニューが増やされたり、意地悪な条件が加わったりして難易度は増す。
当然ですが、料理の提供が増えた分だけ「皿洗い」「床の汚れ清掃」といった対応も、その頻度を増します。
やがては設備備品などの最適化だけでは限界がやって来る。
しかし、それをカバーするために、稼いだお金で新たな設備を買ったり、設計図をアップグレードしたうえで製品として購入するなど、合理的な経営手腕も求められる。
その際には店舗面積の制約を受けるので、便利だからと無制限に導入するわけにもいかない。
仮にどれだけ予算に余裕があったとしても、必要に応じて入れ替えや廃棄処分などを行い、動線が確保できる最低限の余白は見ておかなければなりません。
楽しんだ経験を仕事場で活かそう
マルチプレイで他のプレーヤーと協力する事もできるのですが、私はもっぱらソロで設備を充実させていくスタイルです。
シューティングやアクション系の、巧緻さを要求されるゲームは苦手ですが、「勝てる体制を作る」「負けないようにリソースを配備する」といった、普段の業務の中でやっていることとオーバーラップするこの手のゲームは仕事の参考にもなって面白い。
快適な店内で料理を楽しみたい顧客ニーズを満たすためのクリティカルパスが存在し、どうやってそれを縮めてゆくのか?
3日に一度発生する「提供メニュー増加」や「運営に関するマイナス要件」がランダムに発生するたびに変遷を遂げるクリティカルパスを見極め、作業を急ぐソフト面の努力と、インフラ整備によるハード面の充実を組み合わせて最適化を目指し、経営を続けていくこのゲーム、奥が深くて楽しいです。
(「家でゲームしながら仕事のこと考えてんのかよ!」ってツッコミは無しの方向でお願いします)
実況で楽しむおすすめ動画
ちなみに、このゲームを知ったきっかけはこちらの実況動画です。
動画主はいかにも元サラリーマンらしく、しかも性格的にきっちり仕事をしたいタイプなことがよくわかって親近感が湧きます。
別の動画の中で御本人が喋っていたことで、ホントかどうかわかりませんが、彼の動画視聴者の85%は「15才以下」らしいです。
しかし、彼の価値観や感覚を、こと ”仕事(業務)” にフォーカスして考えた場合、残り15%の視聴者は「50才以上」なのではないかとすら思えてきます。
気楽な気持ちで見ていられる動画なので、気になった方はぜひ視聴してみてください。