素材からじっくり熟成された料理は美味しい。
丹念に調味して、手間ひまかけて作った料理も美味しい。
これらは、料理の素材や調理に対してかけた手間への「報酬」みたいに美味しさが味わえるものです。
結果的に、料理自体は手が込んだものになるでしょう(例外はありますが)。
逆に、自分の体を「美味しく感じる状態」に仕上げてから食べるのも格別です。
のどが渇いたときのビールやジュース(私は麦茶や烏龍茶が夢に出てくるほど好き)。
しっかり動いてお腹をすかせたあとに食べるスタミナ食とかも最高だと思います。
それから、ファスティングしたあとに飲む味噌汁は、安上がりにもかかわらず最高の美味。
お粥は、米の甘さが濃厚に感じられます。
この2品目だけで、体の芯に「ボッ」と着火したような熱を感じます。
お茶も普段より数段美味しい。
今回は2日間の絶食期で停止しましたが、それでも回復期の粗食は絶品です。
回復期は必然的に身体がガッツリ系のものを受け付けなくなるので、しばらくはまた、毎日の粗食が楽しめそうです。
一般的には「半日」「1日」「3日」「一週間」といった区切りで解説されていることの多いファスティングですので、気になる方は最初はそのとおりにすれば良いと思いますが、慣れてきたら適当で良いと思っています。
なお、今回も2日目の辛さはまったくなく、3日目の朝も普段と何も変わらない体調でした。
以前は2日目から明らかな非日常感を味わえたのですが、多分3日目を続けたとしても、なんてことなく終わったのだろうなと確信しています。