「『首』と名の付く体の部位を暖めましょう」というフレーズは、この時期になると時々聞かれます。
「なるほど。『首』ね」
しかし、気になる「首」というとどうしても頭の至近距離にあり、特に寒さを感じやすい『頸部の首』が最初にあげられる。
結局のところ「首へのケア」のモチベーションの大半はマフラーを巻くことで失われてしまうのが私の日常でした。
さて、それでもなんとか残ったわずかな「首ケアモチベーション」をどこに使うか。
いうまでもなく、視界に入りやすい『手』に向くことになる。
本来は ”手首” というきっかけで気にかけたのだが、ケアする対象は「手そのもの」になってしまう。
なんといっても手は、細かな動きをする頻度が高い。
そんな手がかじかんでしまうと、動きが悪くなって何かと不便。
ゆえにそこを温めようという気持ちが起こるのは当然で、手袋をして冷えを避けようとします。
そうして『手』が温められることの恩恵を、手首がわずかに受ける程度のケアしかしてこなかった。
手首ですらそんな状態ですから、足首はもっと報われない。
なんといっても頭から最も遠い位置にある「首」であり、視界に入ることすらほぼないので、普段はその存在を意識することがない。
「冷え」に関しても、足首より他の部位の冷えの主張のほうが優位を占めるため、その対応のほうばかりを優先してしまう。
自己主張は弱めだが、立っている間は常に重い体を支えつつ、移動や日常動作のほぼすべてに参画する重労働担当のこのメンバーが働きやすい環境を、私は作っていただろうか?
「いやいや、足元は気をつけているよ。厚手のくつ下とかヒートテックとか・・」
という考えもあります。
実は私もその口でした。
しかし、どちらかといえば ”厚手のくつ下” は『足先の冷たさ回避』、”ヒートテック” は『膝から腰にかけてが暖かくなって、体がポカポカだなぁ〜」といった印象なのですが、皆さんはいかがでしょうか?
私は、はっきり言って足首のことは、気にかけたことがなかった。
その感覚が様変わりした事情について書いてみましょう。
誰かのためならこんなに考えられる「足首ケア」
実家の母が2年ほど前から坐骨神経痛に悩まされるようになった。
そして、昨年の冬に道端でひっくり返ってしまったことなどもあり、実家内の細々したことまで介入するようになった私が手掛けたテーマのうちの1つが【防寒】
このとき初めて『足首の防寒』を意識しました。
結論から言えば、足首のことを「日常最も意識されていない ”首” 」と認識できれば、冬の快適度が格段に上がります。
酷使している割にケアを怠りがちな膝から下・・特に足首を軸に考えるようにしてみましょう。
膝から下を、しっかり温めるメインアイテム
さて、昨年から取り組んだ母の防寒というテーマ。
これに対する私の行動ですが、いろいろ調べた結果、まずこれを試してみた。
レッグウォーマー 遠赤 ふんわり 軽い 巻きつけ ぬくぬく ふくらはぎ 温め じんわり 温もり 調整 簡単 自分サイズ 楽々 左右セット 男女兼用 敬老の日 プレゼント Tetote
⇧⇧⇧こちらは「あんしん介護サービス 楽天市場店」の商品です。
”介護サービス” というフレーズが表示されるショップを見るという経験がなかった私ですが、とうとう自分にもそういう時期が来たのだな、と思いつつ商品説明やレビューなどを熟読したうえで実際に買ってみた。
自分で試した結果「これは良い」
こういう場合、私はいきなり本人に渡すことはなく、まずは自分自身で使ってみる傾向があります。
実際に自分の足に巻いて過ごしてみたところ、想像を超える暖かさが実感できました。
私は自分の住まいで暖房を使っていないので、防寒グッズのサンプルとして最適な環境なのですが、実験は1日で終了し、結果は「Very Good」
私自身が欲しいほどで、母からは「すごく暖かい」と、1年後の今でも好評です。
「足首だけ」を暖めるアイテムは、見た目頼りなさそう・・だが!
1日も経たないうちにすっかり私のお気に入りとなった「遠赤レッグウォーマー」
しかし本来の目的はあくまでも『母のため』
せっかくの逸品を手放してしまった私は、「ならばこっちは必要ないかな」と思いながらも、同時に購入したもう一品の検証に入りました。
足首ウォーマー 遠赤外線 カイロポケット付 ふんわり 軽い 巻きつけ ぬくぬく 温め じんわり 温もり 快眠 調整 簡単 自分サイズ 楽々 左右セット 男女兼用 敬老の日 プレゼント Tetote
⇧⇧⇧こちらも同じく「あんしん介護サービス 楽天市場店」の商品です。
なぜこれを買ったのか?
どうして足首用のウォーマーまで購入したのか?
それは、もしも母が「遠赤レッグウォーマー」が大きいがゆえに嵩張って嫌悪感を持つようなら、負担が少なめなこれを・・という、いわば『二の矢』が必要になるケースを想定したためです。
「遠赤レッグウォーマー」が膝から足首までを覆う形なら、この「足首ウォーマー」はまさに足首だけを覆うコンパクトサイズ。
何だか貧相に思えるが・・
じつは私、こちらの足首ウォーマーのことを
「こんな面積の少ないウォーマーなんて、暖まる効果なんて無いのでは?」
と、大いに疑いの眼差しで見ていました。
だからこそ母がレッグウォーマーを「嵩張るから」と嫌がった場合の次善手として、いわば ”気休め程度” の働きしか期待していなかった。
もしもこの「足首ウォーマー」のほうを提供することになった場合は、それはそれとして、また別の足首防寒対策を講じようと考えていたほどです。
結果的に母がレッグウォーマーを気に入ったためお蔵入りとなった足首ウォーマーは、私が気休め程度の気持ちで使うことになった。
あくまでも「気休め」で・・
・・のはずだったのですが、その後おどろかされることになります。
『足首が暖かいことによる防寒効果』に。
『冷えデバフ』の無効化装備
実際、足首ウォーマーをつけ始めてから、外したときの体感差が非常に強いことに気づきます。
足首は地面に近い場所だけに、冷えた空気にさらされて、想像以上に過酷な状況。
しかし、我々の意識は頸部だとか手とか、足先やひざ上に集中しがち。
「足首よ、私はオマエにこんな酷い仕打ちをしていたのだな」
下から突き上げてくる足首の冷えは、腰やお腹などの冷えと呼応するように体幹を蝕んでくる。
行動力を下げない足系の防具で、しかも冷えによるデバフ効果を大幅に下げる
私は「体幹を鍛えることが好きです」とか言っているにもかかわらず、実はその体幹の働きに水を差す・・いや氷をあてるかのようなことをしていたとは・・。
ゲーム的な表現で言えばまさにデバフ。
冬場は「冷え」という、ステータスを下げるデバフ効果の中に落とし込まれる。
真っ先にその餌食になるのが足首だ、と。
認識を大いに改めた私は、足首ウォーマーをこまめに装着するようにした・・
・・・
・・というか、実はこの「面積の少ない」一見頼りないその外見は、働きは凄いが装着感がほぼ無いという特徴を持っていた。
入浴の時に外すくらいで、それ以外は着けっぱなしでもそのことを忘れているほどです。
足首が汗で汚れることはまずないので、せいぜいホコリ汚れ程度。
洗い替え用のスペアをひとつ用意しておけば、何冬か楽勝で過ごせます。
足首ウォーマー 遠赤外線 カイロポケット付 ふんわり 軽い 巻きつけ ぬくぬく 温め じんわり 温もり 快眠 調整 簡単 自分サイズ 楽々 左右セット 男女兼用 敬老の日 プレゼント Tetote
内側に小さな使い捨てカイロを入れられるポケットを備えているのですが、私はそれを使ったことはありません。
そこまでしなくても充分に暖かさを得られます。
「ヒートテックもいいけど、会社についてからは逆に暑くて脱ぎたいんだけど、毎日わざわざトイレに入って脱ぐのも面倒だし・・」
と、ついつい寒さを我慢している方は、まずその前にこちらを試してみることをお勧めします。