【感情会計】善意と悪意のバランスシート

財務諸表から逆算で人心を読むテクニック

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難しいと知っている人こそ再挑戦時の戦力(のハズ)

「消費税を下げろ! 今は人の命がかかっている緊急事態なんだ!」

と、強硬に主張する人がいます。

 

そこまで強めでなくても

「消費税をゼロ%にすることはできないんですか?」

と疑問点を口にする人もいます。

 

それに対し、ラジオでもネットでも(おそらくテレビでも)、専門家やエキスパートと称する人が登場して、口々に同じことを言います。

 

  「消費税は、いったん下げると上げるのが難しいんですよ」

 

だから軽々に下げるべきではない、と。

 

また、財務省は下げたがっていないという声も聞きます。

 

とはいっても、危機意識が高まっていることもまた事実です。

健康面からの脅威は自助努力で守るとしても、経済面を同時に防衛するのは難しいので、その点では何とか国からの助力が欲しいと願う人は多いはず。

 

我ら民間人の声を、わからず屋の国家へ届けてくれる専門性の高い英雄を期待してしまいます。

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ころすけ28さんによる写真ACからの写真

 

ところで、どこの省庁でも内部に「審議会」とか「検討会」というものを構成していて、そこでは有識者と呼ばれる民間人などが集められて会議を重ね、ひとつの結論を出します。

 

財務省にしても、財務省職員だけでモノを考えて決めているわけではなく、専門家に諮問した結果を踏まえて省としての決定をする。

 

ということは、テレビとかで「いったん下げると上げるの難しいんですよ」と言っている人が審議会や検討会の委員であるか、同系列の仲間なのではないかと思ってしまうことがある。

 

民間人で高い専門性を持つ人、有力な人は、既に官庁に獲りこまれてしまっている?

 

どうなんでしょうね?

 

 「いや私は学者なので実務にはタッチしません」は現場では通用しない(”国全体が現場”なことなら是非ご一緒に)

ちなみに「○○は難しいんですよ」と、物事に水を差すような発言をする人は、消費税引き下げの問題だけじゃなく、我々の日常でもよく見かけますが、実のところ私はあまりその種の意見を信用していません。

 

必要なことならどうせやらなければならないので「どうやって実現するか」を考えるタイプです。

 

「難しいんですよ」と訳知り顔でいうということは、初めてではなさそうです。

人間は進歩する。

たとえ難しいことだとしても、もう一度挑戦したときには、前よりうまくやれるんじゃないだろうか?

  

何より「○○は難しい」ということを知っているあなたがいる。

 

力が無ければ“難しい”ということすら気づけないだろうから、その見極めのできるあなたの活躍を皆で期待している。

大いに腕を振るって欲しい、と。

 

追い詰めているわけではなく、立ち向かわなきゃならん時には、その専門性は戦いの場で役立ててこそ実力者じゃないかという図式が、私の頭にはあるのです。