【感情会計】善意と悪意のバランスシート

善と悪の差し引き感情=幸福度

他の方の記事を読んで、朝イチのお白湯を試してみました

現在、内臓を休めるために食事をお休みしています。

 

かなり慣れているので、もはや特別な感じはなく、普段の生活から「食」が無いだけの状態になっているし、ここ最近の生活だとそれほどのカロリーも要らないから、家でストレッチをしたりしつつ、体調管理をしています。

 

身体が敏感になっているタイミングなので、ちょっと試してみたいと思ったのが、こちらの記事で紹介されている「白湯」です。

 

watanabejanakutewatabedesu.hatenablog.com

味のしないお湯を飲む意味

 

お白湯というと、「古畑任三郎」の沢口靖子さんの回を思い出す私。

 

どんなシーンだったかというと・・

神学校で教職を務めている沢口さんは、厳しい戒律の宗教を信仰し、神の道を生きています。

人一倍信仰心が篤く、厳格で知られた彼女は、戒律違反をした生徒を厳しく追及することで特に恐れられ、教師の間でも少し浮いた存在でした。

 

まあそのような人間関係の中で事件が起こり、古畑と関わることになるのですが、お茶やコーヒーなどを飲んではいけない決まりのため、彼女はお白湯を飲みます。

 

古畑には「美味しい」と意地を張るのですが、犯行が古畑によって明かされ、もはや逃れられなくなった最後のシーンで、呆然とした彼女の脇に、カップがそっと差し出されます。

 

何なの、という感じでそちらに目をやると、古畑が「お白湯です。温まります」と、彼女が好きなはずの白湯を勧めるのですが、沢口さんはけんもほろろに「そんな不味いもの要りません」と断る…

 

白湯にまつわる記憶はこれしかないのですが、逆に、上のくだりを記憶だけで書けるほど、この回は覚えています。

 

意外に「食」に関するシーンが多かったためかもしれません。

「お白湯」から少し逸れてしまいますが、この回の印象深かったシーンについて、記憶だけを頼りに少し書きます。

 

沢口さんが身を置く神学校は全寮制のため食事は教師、生徒ともいくつかのテーブルを大勢で囲んで摂るのですが、各テーブルの真ん中には、大きな平たいお皿に山と盛られたマッシュポテトだけしかありません。

 

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胡麻油さんによる写真ACからの写真

 

テーブルには3つのお皿が並んでいて、そこに一色(?)ずつ違ったマッシュポテトが盛り上げられています。

 

どうやら混ぜ込まれている食材の色らしく、たしか人参の赤と、ほうれん草か何かの緑と、もう一皿は本来のマッシュポテトの色です。

 

それらを各自が小さな皿に取り分け、黙々と食べています(食事中の発言は厳禁らしい)。

 

「食事はこれだけなんですか?」古畑が辟易する一方、今泉は美味しい美味しいと夢中で頬張り、沢口さんも静かに口にしているのですが、教師の中にはこの単調な食事に飽き飽きして、こっそりと海苔の佃煮を口にしている人もいるという、かなりシュールなシーンでした。

 

ファスティング中の「朝イチのお白湯」

ドラマの話にそれてしまいましたが、ともかく私は白湯にそれほど関心を持っていません。

ファスティングのガイド的な情報を見ても「朝起きたら水を飲んでください」はよく目にしますが「朝いちばんにお白湯を」と書いてあるのは見たことがない気がします。

 

ただ、お白湯の体験を書いているわたべさんの記事をみると、是非試してみたくなり、実行してみました。

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tnehalaさんによる写真ACからの写真

 

やってみると記事に書いてあるとおりで、朝起きて最初に飲んだときに色々と発見があります。

 

まず、思った以上に身体にスッと吸収される感じがして、瞬間に身体全体が温まりました(湯沸かし器に点火したときの『ボッ』という音が、体内で起きた印象)。

 

普段は毎日朝起きてすぐに緑茶を飲んでいるので、暖かいものを飲む習慣に身体は慣れているはずですが、その温まり方にずいぶん差がある気がします。

「白湯のほうが、到達するのが早い」という言い方が、最も的を射ているというか…。

 

また、不思議なことに、なぜか汗がドッと出ました。

別に、滝のように出たわけではありませんが「着替えないと汗冷えする」と感じて、実際にすぐ着替えたほどには出ました。

 

好奇心が出て「2杯目も汗が出るか?」と思って試しましたが、1杯目のような現象は起きません。

やはり、朝起きて最初に飲んだとき特有の、身体反応なのでしょう。

 

すぐ結果の出ないものは話題になりにくいが、一生かけて結果を出すのが「健康」ではないでしょうか?

わたべさんの記事によれば「朝一杯の白湯の効果」というのはかなり大きいようです。

 

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もちろん個人差はあると思いますが、眠っている間に出ていく一方だった水分の、最初の摂取がどんなものだったかによって、その日一日が変わり、その積み重ねで生活が変わってくるのはあり得ることだと思います。

 

私の個人的な印象ですが、身体が温まってから一日の生活が行われるのと、体温が上がらないまま行われる違いは大きいのではないかと思います。

 

起床後は、睡眠時より体温が上がった状態になるのが普通だと思いますが「上げなければならない身体の負担」を、速やかに浸透する暖かい水分で後押ししてやることの影響は、意外に大きいのではないかと…。

 

医学的なことはよくわかりませんが、あまり体を冷やす冷たい飲み物や食べ物は、摂りすぎると良くないと言われますし、免疫力を上げるにはとにかく身体を温めることだとも言われます。

 

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photoBさんによる写真ACからの写真

 

たくさん食べないとエネルギーが…というのはもちろんですが、どのタイミングで、何をどのように摂取するかによって、あまり負担のかからない食生活を実現できると思うので、こういう点は丁寧に向き合っていきたいと思います。