昨年2月に手掛け始めた自家製ヨーグルト・・
発酵食メーカー「醸壺<KAMOSICO (かもしこ)>」、最高です。
タニカ電器さん、ありがとうございます。
初挑戦からおよそ1か月の間、数回の試みの末、現在のレベルに仕上がりました。
使う砂糖をてんさい糖にチェンジしたところ、私が好む味わいへと変貌を遂げたのです。
それに、てんさい糖にはオリゴ糖が含まれているので、腸内の善玉菌に手みやげを持参してくれる。健康効果は抜群です。
その後も様々な試みを敢行し、現在は2種類の味のものを製造し続けています。
1.実家用(酸味がはっきりして締まった味)
使うヨーグルト種(R-1)
R-1 ヨーグルト(食べるタイプ) 112g×24個【クール便】
定番となったヨーグルト種。
これで作ったヨーグルトは若干の粘性を帯びています。
カスピ海ヨーグルトほどではなく、スプーンで持ち上げたとき、僅かに粘る程度ですぐに切れます。
とはいえ「これが腸に達した時の威力は凄そうだ」といわんばかりの力強さがあります。
アマニ油との相性抜群
アマニ油をかけて食べると、ヨーグルトの酸味にアマニ油の苦みがいい感じに絡まり、オレンジソースをまぶしたような味わいになります。
むろん、アマニ油自体の味によって変動しますが、私の実感からすると、少し苦みのある製品のほうが、このヨーグルトの力強さにはマッチします。
リグナンが豊富に含まれるものだと、その分苦みも強いようなので、そういった探し方でお好みのアマニ油を見つけると良いでしょう。
たとえばこちら。ニューサイエンス製は安定感があります。
それから、これなんかもおすすめです。ニューサイエンスと比較すると、値段的にはこちらのほうが手を出しやすいです。しかし、同じ低温圧搾一番搾りですから品質的に問題はないし、味も確かです。
タネヨーグルトに甘味料が不要な場合、こちらでもOK
オーソドックスなR-1ヨーグルトには甘味料としてステビアが使われていますが、甘味を添加しないタイプのものを使っても、結局てんさい糖を使うので出来上がりの味わいは一緒です。
ステビアが苦手な方は、こちらを使ってみてください。
明治 ヨーグルト R-1 ヨーグルト 無添加 112g×12個(食べるタイプ)プロビオ (クール便)【あす楽対応】
2.私用(まろやかで甘味が勝った味)
本格派なR-1使用のヨーグルトも良いのですが、私は昔から「飲むヨーグルト」が好き。
あの、『甘さが主、酸味が従』といった感じが、なんとも手軽で飲みやすく、ゴクゴクいけるジュース感覚を求めた私は、砂糖に和三盆を用いたりしてみましたが、最終的に最も好みの味の決め手になったのは、種ヨーグルトをこちらに変えたときでした。
ゼラチン、寒天が入っているだけに、KAMOSICOの容器に入れるとき、カップの形を保ったままボトッと落ちるのが面白い。プッチンプリンみたいです。
仕上がったヨーグルトは酸味がかなり抑えられ、乳清も多いので結構な量が液状に近い状態になります。まさに「飲むヨーグルト」
あまりに美味しいので、飲みすぎ(食べすぎ)に注意が必要なほどです。
【錬乳】、、してみませんか?
タネヨーグルトは1個だけで充分なので、牛乳と砂糖を加えて約10倍に増える様子はまるで【錬金】ならぬ【錬乳】・・(練乳ではない)
やはり、自家製ヨーグルトメーカーは持っていて損はありません。
私のKAMOSICO(醸壺)は相当な回数使われていますが、今のところビクともせず、順調に稼働しています。
タニカ電器は岐阜県にある日本の老舗メーカーで、技術に定評のある中小企業です。
私はその後も付属容器を買い足したり、色々とお世話になっています。
国産へ関心を持ち、国内メーカー製品を積極的に検討してみたいという方がいらしたら、製品の詳細だけでもぜひご覧になってみてください(何度貼ってもリンクが二つ表示されてしまう)。
メーカーHPはこちらです。